子どもの頃から、食については口うるさく言われてきた。
着色料・添加物は良くない、
味付けは薄いほうがいい。
野菜を食え、残すな、感謝して食べろ…
大人になって出会ったマクロビオティックでは、言われるがままに玄米菜食や3号食を試し、
果てに一週間の断食もした。
体のむくみは取れたけれど
心は別のものでむくんでいった。
少なくなった人付き合いの中、
焼肉を食べる機会があり、
断り切れずに食べたことで急性胃腸炎…食中毒みたいな状態になった。
知識が増えることや、体に効果が現れることは、とても楽しかった。
が、少しでもルールから外れると、
風が吹くと簡単に崩れるおもちゃの塔のように、
私の心身は調子を崩した。
「人生の喜びのひとつ」であった
「食べる」ということが
難しいクイズみたいになっていて
一つ間違えると崖から落ちる、みたいな気持ちですがっては踏み外し、わたしは傷だらけだった。
その時に神から教えられたのは
・食べたあと、食べたもののことをあれこれ思い悩みません 他
まぁ、正論だった。
けれど、なぜ私がそうできなくなったのか
神は聞いてくれなかった。
あの頃の私は、何をどうしていいのか、
まるで分からなかった。
正しいことをしたし、しようとしたのに、と、
不公平な気持ちになった。
…あの頃の自分のことを、今は全部説明できる。
そもそも人間は「喜び」のために生きているのに、正しさの前でそれを奪わせた私が悪かった。
でも、私は知らなかった。
私が全てを選んでもいい
ということを。
正しくても間違っていても、
私の選択は全て最善なのだと。
たとえ、ひとに説明できなくても、
何も考えずに選んだ道が、
私にとってはいつも正しいことを。
あなたが神で正しく、権力があるのだとしても、私には私の選択以上に大切なものはない。
もし道を間違えたのだとして、人は機械ではないのだから、
そのとおり修正すればすむと言う問題じゃないよ。
どうしてそうなったのか、知るのは自分だけだ。
なぜそれを選んだのか、知るのはあなただけ。
だから、
変わりたいなら分かってよ!
という自分の声に耳を傾け続けることが、何よりも大切なんだよ。
だってこれは、
あなたの人生なのだから。
「CHANGE MY LIFE」2期
6/1〜スタートします。
間もなく募集開始。
自分を見つめる覚悟のある人、
参加待ってます♪
ひとりだけど、ひとりじゃないよ。