微妙すぎる投稿、なんかすみません。
と思いつつも書きたい。
人生で5回もない、レアな時期だからね。

産婦人科に行ったら

「多分妊娠してるけど、ちょっと小さいなぁ。
 流産と子宮外妊娠の可能性もまだあるから、来週また来てね。袋(胎嚢)は…あ、あるね。」

と言われて帰ってきた。
何にもしないでいたら余計なこと考えそうなので
そのまま仕事に行ってみた。

考えない状況を作るってことも、
自分のためだなぁと思った。

家にいたら寝てばっかりいるか
家族に不満を感じるか
未来に不安を感じるかのどれかになりそうで。

すべきことがあるのはラッキー✨

「これが正しいのかな?」
「私の選択、間違ってないかな?」

…普段以上に考え過ぎてしまうから
よほど気分の悪い時以外は、通常運転でいーや、と決めた。

あと、今目の前にあるものがベスト!って思うことにした、食べ物とかもね。
(じゃないと永遠にメニューすら選べないw)

産婦人科は、混んでいるのに妙に静かで
玄関周りには行き場のない男たちが
パートナーの診察が終わるのを待っていた。

あ、生き物っぽいなと思った。

女はひとりで立ち向かい、男はオロオロして待つ。
太古の昔からそうなんだよなぁ、と思ったら
人類が愛しくなってきた。

と言いつつ、気分のアップダウンがやばい。
 
誰の声も耳に入らない「無」の状態が続いたかと思えば、小3の子供が宿題で読む「ちいちゃんのかげおくり」に涙が止まらない。

生きてるって奇跡。

お腹に宿った、米粒ほどの命は来週どうなってるのかな。

できたらこのまま居着いてほしい。
腹の中で育てさせてほしい。
顔を見せてほしい。

生まれてきてほしいな、という願いは
ダメだったらどうしよう、と背中合わせ。

…この世に存在する人の数だけ
そんな想いがあったんだろうな、私だけじゃなく。

そこまで思い至ったら
もう何でもいいから普通に
この瞬間を全力でゆるゆると生きるしかないよな?と思う。

「発生」を腹に隠して生きる。

妊婦って、変な生き物だ。
人間と宇宙人のあいだみたいな気分。

「とりあえず名前考えようぜ。ジェンダーレスなやつ。」

と家族が言うので、
リンリンとかランランとかレイレイとか
パンダみたいな名前が飛び交っていて
平和なムードでも、お迎えする準備は始まっている。

しかしダンナはひどくって

「体の変化って自分でわかるものなんだね。俺、君は絶対食べすぎだと思ってたよ」

と言って、変な感心をしていた。

この体感は女にしかわからないので
なんとも言えないけど、まぁそう見えるだろうなってくらい食いまくっていたので、それも仕方ないな。

そんな鬼の食欲も、少し落ち着いてきました。
できたらもう少し体重と腹の肉落としたいけど
無理はしないでおく。

ちょうど今、職場が繁忙期なので
余計なことは考えずに
体が動く間はたくさん働こうと思うよ。

(当社比☆)



写真は、気が向いた時だけ食べる玄米+黒米+小豆ミックスの、絶対体にいいに違いないお膳。