それは、思ったこと感じたことを
相手に伝えること。
不調な時ほどできない、
高木ともこです
私、生理前には
外では反射神経が鋭くなり、
家の中ではかなーり、鈍くなるのです。
職場とか他人には
考えずにパンパン言い返しちゃうけど
その分家の中ではぼんやり指数が上がるのか、言いたいことがなかなか言えなくなる。
意識が内にこもりがちになるので
反応が鈍くなる。
だから身内ほど対応が厄介になる。
うちのダンナは疲れてる時や
言いたいことが言えない時
心の声がよく、漏れ出します。
↑真上から見たダンナ
本人がそれに気づいていないこともあるくらい自然に出ちゃうらしいんだけど
変な漏らし方しないで
ちゃんと言ってよ！と思う。
この前お風呂に入りながら
「はぁ〜つっまんねぇ人生！」
と、でっかいひとりごとを言い出したので
めちゃくちゃびっくりした。
しかも、お風呂の扉開けて入りながらよ。
はぁ⁉️
という苛立ちが募った。
→生理前
私に嫌味を言っているのかと思った。
→被害妄想がいつもより悪化
なんなんコイツ⁉️
という気分で
なんて言い返そうか考えながら
気分悪いのでコンビニへ散歩。
とっさに反応できなかったことが、悔しかった。
こっちも生理前なんで
いらん他人の感情、拾いがちな時期。
でも、無視するには
あまりにでかいひとりごとだった。
こんな男は嫌！と泣きそうに思った。
ちゃんと言葉で
「今日は疲れてるんだよー」
って言ってくれたらいいのに、って。
帰宅してひとりでお酒を飲んでたら
彼がやって来たので
「さっきのアレ、なんやったん。
めっちゃ怖いんやけど！『つっまんねぇ人生』とか言うてたで、ほんま引く！」
と言ったら
え？そんなこと言ってた？
なんか大変なんじゃない、俺も。
と棒読みで言うだけで
全く覚えてないらしい。
いやいや、嘘やろ？！と思うけど
覚えていないようで
どーのこーの、わけのわからんことを
ごちゃごちゃ言い返してくるから
さらに気分が悪くなった。
「えっ、怖かった？ごめん、無意識〜.」
とか言ってくれたら、一言で終わるのに！！
と思うけど、こんな時
彼は絶対に謝ったりしない。
→彼もまた疲れている。
生理前のわたし
異常なくらい人間不信になるので
家の中で不穏な気持ちにさせられるのがほんとうに嫌。
こーゆーのって
言い返しても永遠に終わらない不毛なやりとりになる。
あー、もうやめよ！と思って
「もうこの話、終わりでええかな？」
と一区切りつけたあと
あのひとりごとを聞いたせいで
すごく残念な気持ちになったことを、思い出した。
たまには一緒に寝ようかなと思ってたのに
ダンナの変な独り言を聞いた瞬間
心がドン引きして、その気が全く失せたから。
それで、なんかもう、ごちゃごちゃと
頭の中で鳴り響く声を振り切って
勇気を出して
「今日、君と寝たいなって思ってたのに、あんなん聞かされたから、その気持ちが一気になくなった。
あの言い方、キモい、こわい、やめてほしい。だから気をつけて！」
と、言ってみた。
ああ…それなら残念だな
と彼はいい、引き上げていったんだけど
それを聞いて私は、なんとなく拍子抜けした。
私に対しての嫌味じゃなかったのか。
ってわかったのと
素直に「それは残念」と言われたことで
なんとなく気がおさまったわけ。
私は、びっくりして怖かった後に
がっかりしたことを彼に伝えたかったわけ。
ちょっと時間かかったけど
勇気を出して、言いたかったことをちゃんと言えてよかった、と思った。
この夜から
なんとなく安心して彼に近づけるようになった。
数日後、帰ってきた彼の背後から
子供にするみたいに抱きついて
今日はもう疲れたよー とか
こんなことがあってさー って話してたら
あれ？
なんだ、
スキンシップ少なくて寂しかったのか。
って、唐突に気がついた。
少しの寂しさに、日々の疲れと拗ねが混ざることで、素直から遠ざかり、変な表現になってしまってたんだ、って。
そしてこれ、私の心の中でも起きてたこと。
イチャイチャじゃなくてもスキンシップは偉大で、たくさんの言葉の代わりになってる。
そんなことを思って
私が機嫌悪くなりがちな時ほど
自分からハグしにいくようにしたら、
二人の間に現れる、変な拗ねが減ってきた感じがする。
ま、面倒な時は「さっさと寝ろよ！」とか言うけど。
自分をまっすぐに見つめること。
カオスな自分の心の中に
真っ直ぐに立とうとすること。
体の声を素直に受けとめること。
もう半年前かな？
やぎさやちゃん(現、さやりんごちゃん)最後の講座「恋愛講座」に感動して
自分なりに噛み砕き
今すぐ、ひとりでできることをテキストにしました。
この頃の私は、恋愛、以前に
自分がぐちゃぐちゃだったし
そのことに薄々気が付きつつも
目の前の相手や、今の状況に流されてばかりいた。
嫌なことを嫌だと言うこと。
こーゆーところ、好き！って伝えること。
どっちも簡単なのに、できなかったよ。
付き合いが長くなればなるほど
変な意地の張り方をしてしまったりして
素直になれない。
それがいつのまにか定番になってしまって、こじれたままの関係が続いていく。
何があっても自分は自分。
ダンナ含めた周りは色々言うけど
それでも私は、私の感覚にだけ従う。
そう決めたことキッカケで
かなり関係が良くなってきた私たち。
逆説的だけど
自分と丁寧に向き合うことが
他人と向き合うよりも早いのです。
自分の中に嘘はない❓
覚悟して言った分だけ
自分とも両思いになれる。
どこから手をつけていいか分からないほど、どうにもならなかったあの頃、恋愛講座を受けてくれた自分に感謝です。
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わたしみたいに
こじれすぎた人間でも
環境すら変えずに幸せになれる。
不器用なままでいいよ。
友達少なくてもいいよ。
ウザくても人と合わなくてもいい。
自分に自分を偽らずにさえいられたら、世界はわたしのものだ。
高木ともこ