「チバテレのカラオケ大会の予選出場者募集!」

私がストレス解消に一人カラオケしに行ってるカラオケ屋の受付にあったので、

わー楽しそう💗

と言っていたら受付のおばちゃまが

「出たら副賞で旅行とか色々当たるみたいだから、出て出て〜」

と言って盛り上がったので、頭の中がヒマな私は出場を決めたのだった。¥5000払って。

まず、高いよね。笑
そのカラオケ屋のカードポイントも使えるらしいけど、そんなにポイントなかったので現金で受付。

5000円も払えばもっと他に楽しめることあんじゃないのか、って思ったりもしたけど、

「やったことない、どうなるか分からない」

所に参加すること、目標を決めて努力するってのをやってみたかったのだと思う。

で、今日なにもかも終えたんですが。


超絶つまんなかった❗️ニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒ


採点方法は、カラオケの採点機能の点数。
点数が高い人が勝ちってわけ。


話聞いてへぇ〜と思ってはいたけど、始まってみたら…人の歌うの聞いてたら…ほんっとーにつまんなかったんですわ。


出場経験者もいたし、歌手志望の女の子もいたし、普通のひともいたんだけど、

まぁー、カラオケモニター見ながら歌ってるのって、聞いてて何にも面白くないのよ。

この人の声好き、って思った人もいたけど、そーゆーのって採点範囲外。

じゃあ初音ミクが優勝じゃねえか❗️

とか思っちゃう私は、この業界のことをよく知らなかったみたいね。

一応ステージに見立てた会場設営…というか、場を広めに開けて、その周囲ぐるりに椅子が配置されていたわけなんだけど、

みんなモニターばっかり見て歌うし、
機械の採点に合わせて歌うもんだから、

小学生の音楽の授業かモノマネにしか感じられず、大衆演芸というか、カラオケ好きのパッション炸裂を想像して楽しみにしていた私は、とてもがっかりげんなりしてしまったのです。

おもんない。
…関西弁で面白くないって意味チーン


全員で7人いて、私は5番目。
トップバッターの方からすでに90点代が出ていて、そもそも点数チェックの練習をしていない私は、そのあまりの面白くなさに


どーせ点数稼げないだろうから、点数気にせずに思いっきり歌おう、好きなように。


とある意味素直にひねくれたまま歌い、結果は88点、機械には
「歌い終わりが雑、もっと丁寧に」
と指導されながら出番を終えたのでした。

…ほっとけやニヤニヤ


いやしかし、ただのノリで参加してみたんだけど、チバテレのカラオケ番組に出たい人たちってものすごく多いみたいね。

で、主催者…というか審査員というか…も、恨み買いたくないからか面倒だからか分かんないけど、もう機械頼みの順位なわけね。

とはいえ、上位獲得して本選出場を決めた歌手志望ガールはさすがで、上手だなーと思った。
彼らはテレビに出ます♪


だーけーどー。

何回も言うけどさ、
なにこれ、めちゃめちゃつまんねーな、
って気持ちでいっぱいで悲しいほどに腹立たしくなった私は、怒りで体が弾けそうになってた。

周りの人から見たら

あの子、緊張でうまく点数出せなくて機嫌悪いのね。

って見えてたと思うけど、もうなんかとにかくさ、一種の受験勉強みたいなムードを感じて、嫌で嫌で仕方なくなっちゃったんですよね。


わたしは、聞いてる人に訴えかける力というかね、パフォーマンス力みたいなものをもっとみんなが出してくれるんじゃないかと思ってたわけよ。
ただ上手な歌聴きにきたわけじゃねえんだよ❗️

みたいな怒り❓はは、我ながらウケるな。


普段の生活で日本じゃあまり見られない、前に出て訴えるチカラっていうのかしら、表現力って言うのかしら、もっといえば個性っていうのかしら、

そーゆーものをね、垣間見られると思ったらさー。

なんか音程外さないように、
リズムずれないように、
声裏返んないように、

みたいなマイナス式の採点方法を感じて、運動会かよ!学校のテストかよ!


と思って萎えたんだよねー。
あー私こーゆーの嫌い、って思ったんだ。



…ま、最低限そこをクリアしてかーらーのー、表現力❓なのか❓とも思ったんだけど、

リズム・音程外さずに自分なりに表現するってできんの❓
それみんなメイジェイみたいにならない❓
歌として、表現として面白いのか❓

って感じちゃったからさー…


あ、カラオケ大会の趣旨ってエンターテイメントじゃなかったのか。


よくわかんないけど、もしこのカラオケ大会から歌手デビューしたとしても、いい歌手になれる気がしない…とか思っちゃんたんですよねぇ。

超絶うまい人なら関係ないか。
分かんないけど、上記の理由から、私は金輪際こーゆーカラオケ大会には出ないぞ、と思ったのでした。


テレビのカラオケ大会だから、もっと面白いかと思っていたのだった。

間違えない・きれいに上手 が、人の心を打つわけじゃないもんねぇ。

…TV見たことないのに詳細読まず応募して文句たれるのもアホらしいんですが、参加費払ったから感想は言っとくね💗


だからさ、参加してがっかりしてるおじさんとか、出たい!ってがんばってるおじさんとか見てね、頑張る方向違うんじゃないのかなーみたいな気持ちになったんだなぁ。


おじさんのカラオケなんてさ、愛嬌と勢いと好き❗️が炸裂してナンボじゃね❓

聞いたことない歌だけど、ちょっといいなって思わせて欲しかったんだ。
むしろレベル高そうだけど、きっと機械じゃ40点とかになるやつニヒヒ


控え室で話したおじさんに家族でカラオケ行くって話をしたら

「私も妻と一緒に行ってたんだけどね、もっとあーした方がいい、こーした方がいいってアドバイスしてたら、もう付き合ってくれなくなっちゃいました〜」

って言ってました。


だからさ、点数高いといいんだ!って思い込んだおじさんたちが妻にして嫌われる元になってるなんて、文化としてはどうかと思うわけよ。

「サビで音程外してちょっと裏返っちゃうオマエの声が可愛いんだよ。」

って言える男の方がいいに決まってるし、そーゆー価値観の人を増やすような番組にしてほしいものだわっ。

なんて思ったけど、わたしは旦那さんも子供といっしょに行くカラオケも好きだからいいんですよ。


ただ、テレビっていう公共放送が担う価値観の育成って大きいと思うんだ。
チバテレには、子どもが時代劇でお世話になってるけど、ちょっと考えて見てほしいなーと思ったのでした。

ちなみに、予選敗退の参加賞は、どっかの飲食券千円分でした。。そのうち行くか。


最後に、わたしが最近大好きすぎてカラオケ大会でも歌ったのはコチラ。