今年初めての驚きは、子どもが見ていた ニンニンジャー という戦隊モノの女子メンバーが、決めゼリフに

「しのぶどころかときめくよっ!」

と言っていたことです。吹いたわポーン

少し前の作品みたいですけど、おばちゃんには斬新すぎました。

しのぶどころか…って、それもはや忍者じゃないんじゃ?!





同列に語るのもアレなんですが、今年初めての感動はこれでした。↓  カナヘイきらきらカナヘイハートカナヘイきらきらカナヘイハートカナヘイきらきらカナヘイハートカナヘイきらきら


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2ヶ月くらい前から冷蔵庫に貼ってあったパンフレットなので、オレオレ。俺俺ちゃうよ、折れ折れ。


レオナール・フジタの最初の奥さんは、なんと市原市菊間の方だったそうで。

フジタが渡仏中にフランスから送られた当時の雑誌やハガキなどが展示してあって、
最近まで市原市民だったわたし、なんか嬉しかったですてへぺろうさぎ


美術の展示についてあれこれ言うのは無粋やと思うのですが、めっちゃ感動したので書きます。




レオナール・フジタの裸婦の画、めっちゃキレイでした!!
あの白!一体どうやって色作ってるんでしょうね。

とはいえあの白は、白人の肌独特の質感なのかもなぁとも感じました。


まった絵が上手いんですよ。当たり前か
平面なのに立体的。獣の目とかさ。

カンバスの中に閉じ込められた人と空気と匂いに、ドキドキしっぱなしでした。

どういう手法で書いたのか不思議で仕方ない。

パンフレットに抜粋で掲載されていたコメントのストーリーをはじめ、
画家とモデルたちの関係や歴史をふまえながらの鑑賞は、絵だけを見るよりも多角的な視点を獲得できるなと感じました。

あの白!
人の肌のあの白色には感動しました。  

不思議な美しさでした。


写真で見るレオナール・フジタは、坂本龍一氏に似ていました。

おかっぱに丸メガネが、ザ・画家って感じ。

本人も作品もおしゃれでした。



川村記念美術館、初めてだったのですが、常設展示もめちゃめちゃ好きでした。

あと、廊下とか階段などの空間も!
ステンドグラスのある螺旋階段、素敵!

絵を見て疲れたわぁと思いながらつなぎの廊下に出たら、どんつきの天井近くにはめ殺しの窓。

そこには、一幅の絵のような外の木々が映し出されていて、目と心をものすごーく癒してくれました。

建物の周りが林みたいなので、長い廊下の大きなガラス窓から見える外は、自然の作品。

窓枠でトリミングしただけだといえばそうなんでしょうけど、計算された自然なのだろうなと思いました。



そうそう、絵を見るのって好きだけど疲れるので、常設展後にしようと思ったのに、館内で道に迷い、最初に常設コーナーに行ってしまった私。

流し見て先にレオナールを鑑賞し、やや疲れた体で先ほどの常設展コーナーをウロウロしていた時、初めての発見がありました。


モネの睡蓮って、遠くから見た方が、まんま睡蓮の庭じゃないですか!


間近でガン見するのだけが美術鑑賞じゃなかった‥という、目から鱗の体験でした。

他にも常設展示で驚いたのは、レンブラントや等身大の上村松園。

「桜可里図(さくらかりず)」という作品の英語訳がチェリーブロッサムなんとか になっていて、漢字のイメージとまるで違うことに笑えました。
学のない私の主観ですがニヤニヤ


最後に。


美術館には1人で行くのが好きです。
もしくは詳しい人と一緒に。

モノによるけど子連れは基本ムリ!

鑑賞後の疲労が半端ないので、美術館の入り口で待ってて、美味しいレストランか喫茶店に連れてってくれる人がいたらいいなーと思いました。

自分で運転して帰るのとか眠い。


今残ってる名画ってやっぱりそれ相当のエネルギーがあるから残ってるのであって、
見るのにも気力体力いるよなーと思うのでした。


感じない人は何も感じないらしいけど。

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入り口の横にあるオブジェ。ハウルの動く城みたい。違うと思うけど。