呼ばれてないけどジャジャジャジャーン。
こんにちは、メイソウママンです。

図書館に行ったら、銅版画家 深澤幸雄氏の展示やってました。
中原中也の詩につけた作品の展示。
リアリティあるはかなさというか、大胆な繊細さというか…美しいです。好きです。
見ていると、脳内トリップ始まります。ストリップじゃないよ。

よごれつちまつた悲しみ ってなんだろうな…と考えていたら、この晴天に似合わぬグレーな気持ちになってきました。でも嫌いじゃないんです、グレーな気持ち。体調もイマイチなので、今日は自己愛のはざまにひたっていようと思います。


作品見てて思い出したのは、数年前に行ったイベントのことでした。

写真家の森山大道が歌手の渚ようこの写真集を出した時のイベントで、渚ようこの歌をバックに宇野亜喜良がライブペインティング、というもの。

さらさらさらっと、流れるようなペン先から女性が現れたり、その髪の毛が蝶になったり、気づけば骸骨が潜んでいたり、今描かれるのを見ているのに、え!いつの間に?って感じで色々なものが現れては消えるマジックのようなショーでした。


…目には見えないものを描き出せるって、素敵。

芸術家の苦悩は見るものの快楽。
こんな風に摂取できるなんて、ありがたいことですね。