~産後7ヶ月後半~ ・・・この頃いちばん疲れていたのかもしれないね。
なんだろう、よくわからない不確定なもの。
それなのに、なんだかどっしりした安定や、あったかい安心を感じたくなる言葉ではないですか?
だんなへの疑惑事件は口論の末、終わった。
特に疑うこともないことだったかもしれないが、そういうやりとりの歴史を刻んだことを収獲と見るべきなのだろうと思う。
後に残ったのは家族三人の風邪。
その夜のベビーは大荒れで、一時間おきに泣きわめいては私を起こした。
乳をやろうとしてもダメ、抱いてもなだめてもダメ。彼は眠りながら、怒り泣きわめいて私に不快を訴えた。
赤ちゃんはリトマス試験紙のようだ。
だんなとの仲がおかしいとすぐに反応する。
私が泣くと近寄ってきて笑ってくれる。
だんなと言い合っている間はキョトンとして私たちを交互に見つめているが、終わったあとに爆発する。
なに言い合ってんだよ、仲良くしろよ!
こっちも気ぃ遣ってしんどいわ!
という感じ。
口論から一夜開けた昨夜は、みんな体調がイマイチだった。
特に具合が悪そうなだんなを筆頭に、10時頃眠りについた。
授乳で起きたあとに休憩していたら、だんなが起きてきたので短い会話をした。
龍角散がどうとか大根がどうとか、全く大した会話ではない。
でも と私は思った。
家に男がいて、カゼひいてイマイチなとき、寝る前にのどあめや民間療法について話せるって幸せなことかも。
重箱の隅をつつくように幸せを探しているのかもしれないけれども。
・・使い方おかしーか。
生活を共にするって、こういうこと。
こういうどうでもいいことの存在が、赤ちゃんを支えているってことの不思議。
世の中ってよくできてるなーと思ってしまう。
隣同士の布団に入るとだんなの手が伸びてきた。
私たちは手をつないで眠る。
夫婦や家族には、単なる男女を超えたものがあるのかもしれない。
超えすぎるのも問題だけど。
さて、明日はカラオケ大会。
ひと月前にあんまりヒマだからエントリーしたら、なんと明日が本番。うーん。
恥を捨てよう。
こういうことには協力的な私の家族。
※家にいてばかりであまりにストレスがたまっており、色々と出かける理由を探しまくっていたこの頃。
ちなみにこのカラオケ大会、今年も出ようと思って準備していたのになんと!
祭りから、カラオケ大会自体がなくなっていたのでしたー。