我が家は土地から探して家を建てることになりました。

土地探しの条件としては

・駅徒歩10分内(車を持つ予定がないから。)

・100㎡以上4LDKの家が建つ敷地

・大きなスーパー徒歩圏内

の3つでした。

本当なら今の学区内がよかったけど(しつこい口笛)まあ無理だしね。

10年前と比較して倍以上になっているよ、と不動産会社に言われました。

あれ?じゃあマンション買った時にちゃんと探してたらこの学区で土地買えたんじゃ…ガーン

 

…気を取り直して。

土地については、4つのルートで探しました。

①ひたすらネット検索。

suumoやら、地元不動産会社のネット情報やら、条件を打ち込んでめぼしい土地を探す。

いい土地があったら、打ち合わせしているハウスメーカーに土地情報を見てもらう。

ちなみに、ハウスメーカーと契約する前でも担当者によっては一緒に土地の見学に行ってくれました。

契約に至らなかったけど、某木質系メーカーの担当さんはフットワーク軽くて、打ち合わせの時にネットから拾ってきた情報見せたら

「車で行くと近いし見に行きましょう!」と数か所連れて行ってくれて、家を建てるにあてっての懸念点を土地を見ながら教えてくれたりしてありがたかったです。

 

②ハウスメーカーに土地探し依頼

いい土地あったら教えてください!作戦。

これはメーカーさん(というか営業担当者?)によって明暗分かれました。

解約したところと積水ハウスは、結構積極的に土地情報を送ってくれました。

積水ハウスはグループ会社の不動産会社担当さんから。

もう一社は提携している不動産会社が探してくれていました。

市場に出す直前の情報なども数件いたけました。

他のメーカー分譲地で、最終区画になった土地については大幅値引きの提示も受けました。

(それでも高くて断念したけど。)

 

③別の不動産会社に直接頼む。

我が家、マンション売却の為簡易査定をお願いした不動産会社が3社あります。

3社ともに、いい土地あったらそっちで家を建ててマンション売りたい!と伝えていたので、

土地情報も定期的に紹介いただいていました。

ただ、正直なところ③に関しては、ネットでチェック済みな情報ばかりでした。

1件だけ水面下土地の紹介をいただいたけど、場所がネックで折り合わず。

 

④学区内をひたすら散歩して、売り物件の広告が出ている土地に直接問いあわせ。

これは値段が高すぎてすぐにあきらめました。土地30坪買うだけで我が家の上物含めた総予算終了…

という土地ばかりでした。無念。

一番高い土地は29坪で1億9千万円だって。誰が買うんだろう。

確かに立地条件最高だけど、地価とか相場度外視の値段w

その土地の周辺坪単価は200万ぐらい。

1月現在、まだ売れ残ってます。(当たり前)

 

 

土地を探し出して1カ月半ほどはいい土地が全く見つからず、

もうこれは長期戦で探そう、と決めたのが9月下旬。

 

ですが、10月に急遽土地情報をもらい、その月のうちに契約に至ります。

②のハウスメーカーからの紹介、です。

…そう、解約したハウスメーカーからの紹介、ですゲロー笑い泣き(だから土地のことが書きにくかった。)

市場に出す直前だったので、競合相手がおらず申込意思の表示して数日で契約締結となりました。

 

夫がかなり気に入った場所だったので、解約するときは土地のことが最大のネックでした。

最終的には売主さん(ハウスメーカーではなかった)から土地契約は継続、とお墨付きをもらったので、無事我が家の土地となりそうです。でも引き渡しはまだ先になります。

 

いろいろトラブルはありましたが、それでも土地探しの際にハウスメーカーにかかわってもらうのは大事だと感じました。

ネットから拾ってきた情報でも、聞いたら詳細情報をすぐに調べてくれます。

メーカーにしてみても、自社の建物を建築できるのかをまずしらべますので、家を建てにくい条件

(斜線制限とか、セットバックとか、接道義務のこととか)があるかないかをプロの目線で確認してもらえるのは強みだと感じました。

 

ただ、メーカーによっては土地契約と同時に建築請負契約を迫ってくる場合があります。

 

間取りが確定していて、詳細な見積の提示があり、かつその条件に満足しているのであれば

同時契約はありだとは思います。同時契約するなら、おそらく割引の提示もあります。

 

ただ、これは我が家の反省と自戒も込めて、ですが…

間取り案も確定していない状態、もしくは詳細見積ではなく概算程度の見積もり提示での契約を迫ってきたら…いったん保留にした方が賢明です。

我が家のようにトラブルになりかねません。

 

また、土地契約の際に請け負う会社についての特約がなければ、他のハウスメーカーを検討する権利があります。

条件も付いてないのに、「うちが紹介したんだからうちで建ててくださいよ。」

なんていう営業担当者がいたら、グレーゾーンです。

民法上口頭でも契約は成立しますが、後でトラブルになるのを回避するための契約書です。

なんのための宅建業法か。なんのための建築業法か。

契約書に明記していないことを平気で言う営業がいる会社は信用できない、と個人的に思っています。

 

あ、最後はグチになっちゃった笑い泣き