(撮影:森内智也さん)
 
メイセイオペラが繋いでくれた縁。
記念碑のお披露目が近づくにつれて、全国各地でお会いした方々の顔が浮かんできます。
 
 
「記念碑ができたら、ぜったい水沢に行きます!」「風邪に気をつけてね」
全国各地で、あたたかいお言葉を頂戴しました。
「これを飲んであったまって」「よかったら食べてください」
行く先々で、差し入れをいただきました。
ポストカードの販売を全力でサポートしてくださったバズィングのみなさんと、「みんな、ホントにあったかいねえ……」と、競馬ファンの優しさを噛みしめていました。
 
 
そしてことあるごとに、競馬の世界で働く先輩や友人が、救いの手を差し伸べてくださいました。
ふがいない事務局は、何度も助けてもらいました。
 
オペラを愛する方々が、オペラとの思い出を話してくださるのが、すごく楽しくて。
オペラが勝った1999年のフェブラリーステークスのみならず、オペラが4着に敗れた2000年のフェブラリーSのお話も、たくさんうかがいました。
「自分がオペラの強さを一番感じたレースは、二度目のフェブラリーなんです」
そんなふうにおっしゃる方もいました。
 
 
二度目のフェブラリーのパドック。競馬を愛する素敵な女性からいただいた写真です。
状態が前年に及ばないなかで、3番人気に推されたメイセイオペラ。鞍上は「魅せる競馬をしよう」と心に決めて、レースに臨んだといいます。
 
菅原勲調教師は、こう振り返ります。
 
「二度目のフェブラリーは自分にとって、一番の悔いです。前年は『どれだけ我慢できるかが勝負だ』と思って乗ったのに、このときは『できるだけ早めに先頭に立とう』と考えてしまった。オペラを信じて、もう少し仕掛けを遅らせていれば、もしかすると勝てたかもしれない。ジョッキー人生のなかで、一番の悔いですね」
 
嬉しさも悔しさもリアルタイムでは知らない事務局にとって、メイセイオペラが駆け抜けた日々を追体験しているような、かけがえのない時間でした。
 
 
うまレターの追悼特集、販売活動のサポート、GateJ.トークショーの映像化、イベントの告知、オペラが韓国に遺した忘れ形見の取材――。
楽天競馬さんは、委員会の活動を、全面的にバックアップしてくださいました。
 
記念碑建立計画を伝えていただいたメディアのみなさん。
「水沢の雄 メイセイオペラの生涯」や「栄光の名馬たち」等の番組を通じてオペラの功績を称え、活動を盛り立ててくださったグリーンチャンネルさん。
メイセイオペラ物語を連載させてくださったnetkeibaさん。
貴重な写真を、快く提供してくださった森内智也さん。
ポストカードをデザインしてくださったKさん。
記念碑の表面に彫刻するゴール写真を提供してくださった競馬ブックさん。
なにからなにまで助けてくださったバズィングさん。
記念碑建立にご協力いただいた、すべての方々。
本当に本当に、ありがとうございました。
 
7月1日(土)、水沢競馬場。
みんなで作った記念碑が、いよいよ完成します。
「メイセイオペラ記念碑除幕セレモニー」まで、あと3日!
(事務局・井上)
1999年1月31日、東京競馬場。
<メイセイオペラやりました! 水沢の雄メイセイオペラ、見事フェブラリーステークス、中央のGIを制しました!>
 
(撮影:森内智也さん)
 
メイセイオペラは地方所属馬として、初めて中央競馬のGIレースを制しました。
あれから18年の月日が流れても、中央GIを制した地方馬は、メイセイオペラただ一頭。
唯一無二の存在です。
 
 
2月18日と19日の2日間、東京競馬場の正門広場で、メイセイオペラのポストカードを販売しました。写真はフェブラリーS当日の19日に、六車奈々さんと。
 
 
「東京競馬場で、泣きながら“イサオコール”をしてたんですよ」
「今日はオペラのポストカードを買うために、競馬場に来ました」
「記念碑ができたら、絶対見に行きます!」
「負けたから小銭しか募金できないや。ゴメンネ」
たくさんの方々に、ご協力いただきました。
 
 
懐かしの「テシオ」。
テシオに掲載されたメイセイオペラの記事に感動し、競馬の世界を志した。
岩手競馬には、そんなホースマンもいます。
 
 
素敵な競馬女子に差し入れていただいたイサオベアー。
たくさんの方々から、あたたかいお言葉や差し入れをいただきました。
 
◆2/18東京競馬場
ポストカード売上 ¥52,500(105セット)
募金 ¥18,917
 
◆2/18東京競馬場
ポストカード売上 ¥160,500(321セット)
募金 ¥30,976
 
フェブラリーウィークの東京競馬場でメイセイオペラのポストカードをお買い上げいただいた方、募金してくださった方、本当にありがとうございました!
 
 
夕暮れのスタンドを仰ぎ見て、「東京競馬場って大きいな……」と思いました。
この場所に集った観衆の心を揺さぶり、“イサオコール”に駆り立てたメイセイオペラ。
その偉大さを、あらためて噛みしめました。
 
7月1日(土)最終レース終了後の「メイセイオペラ記念碑除幕セレモニー」まで、あと4日!
(事務局・井上)
2月16日(木)、東京・新橋にある競馬の情報発信スペース「Gate J.」で、『岩手の英雄・メイセイオペラの思い出トークショー』を開催しました。
 
 
オペラと過ごした日々を語るのは、主戦を務めた菅原勲調教師と、担当厩務員だった柴田洋行さん。
MCはオペラのレースを、手に汗握って現地観戦していた荘司典子さんです。
 
 
フェブラリーステークス制覇から18年の月日が流れているにもかかわらず、来場者は100人を超え、立ち見も出る大盛況。
白熱のお宝オークションも繰り広げられました。

 

 
トークショーの模様は、Youtubeでご覧いただけます。
ぜひぜひ、ご覧ください。
(画面に表示されない場合は、ここをクリック

 

 
こちらは開演前に撮った写真。
トークショー初出演の柴田さんは緊張されているようでしたが、「オペラを最も知る男」ならではのお話を、たっぷり聴かせてくださいました。
大井競馬場の出張馬房でのエピソードに驚きました。
菅原調教師が打ち明ける“イサオコール”の裏話は、思わず笑ってしまいました。
 
トークショーをYoutubeで見られるようにしてくださった楽天競馬さん、快く会場を提供してくださった「GateJ.」さんのご厚意に感謝です。
 
◆2/16新橋
オークション売上 ¥118,000
ポストカード売上 ¥31,500(63セット)
募金 ¥10,950
 
メイセイオペラの思い出トークショーにお越しいただいた皆様、オークションに参加してくださった方、ポストカードをお買い上げいただいた方、本当にありがとうございました!
 
7月1日(土)最終レース終了後の「メイセイオペラ記念碑除幕セレモニー」まで、あと5日!
(事務局・井上)