サウジアラビア回想録・meimeifinklのブログ

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現在は日本在住です。
既に過去のことになってしまったサウジ生活。
あらためてもう一度最初から、砂漠での経験談を綴ります。
アラブのいろんな話と
サウジアラビアでの仕事の回想です。

未来都市のような街が増えつつあるアラビア半島。

前回はタブーク州の計画都市ネオムのお話でしたが、

近代化が進む陰には、過去の歴史的遺物も残るタブーク州。

現在もそのまま放置され続けている残骸を少々見てみましょう。

 

 

代表的なのはヒジャーズ鉄道の駅。

ぽつんと砂漠の一軒家?

何か利用方法はないのかな??

 

ロレンスさんがぶっ壊した機関車や貨車なども

あちこちに転がったまま。

一部は博物館に展示されております。

 

ヒジャーズ鉄道は有名ですが、

少しマイナーなものが海辺にあります。

 

ぼろぼろになったカタリナ飛行艇。

これは少し昔の姿。

 

現在はさらに朽ちて、尾翼はちぎれ、主翼も前部へ傾いています。

この飛行艇は1960年に不測の事態?のため、

ここに緊急着陸?着水?・・したらしい。

アメリカ人家族が登場していて、世界旅行中だったそうです。

 

しかし、驚いた地元の人々(ホウェイタットかどうかは定かではない)が

発砲したため、修理も叶わずぼろぼろにされてしまった。お気の毒です。

アメリカ人家族は無事だったそうです。

 

これが本来のカタリナ飛行艇の姿。

1937年くらいからアメリカ海軍で使用され、

第二次大戦中は太平洋中を飛び回っていた。

偵察機であり、輸送など多方面において使われていた。

飛行艇だが、車輪もあるので、陸上滑走路でも離着陸可能。

何かと便利な飛行艇なのです。

 

不時着したカタリナ飛行艇の場所は現在観光地になっており、

ちゃんと説明書きの看板があるのだそうです。

 

 

そしてもうひとつ、

 

座礁船、ゲオルギオスG。

イギリスで建造された貨物船で、

1977年当時、ギリシャの会社が所有していたが、

座礁直前に、サウジの実業家が購入したばかりだった。

買ったとたんに座礁・・・。

お気の毒としか言いようがありませんですわ・・・。

 

 

で、片づけないのか???

と、思ってしまうが、

これはこれでまた観光資源なのでしょうか?????

 

まあ、特に邪魔なわけでもなさそうですし、いいのかな。

 

日本でも放置されたままの船、飛行機はありますしね。

ちょっと日本の話も。

 

小笠原、父島の濱江丸。ひんこうまると読みます。

輸送船で、1944年に座礁。

 

実際に私、見てきました。

ずいぶん昔ですので、このような姿でした。

木が生えてますが、やはり存在してました。

しかし・・・

 

現在は完全に朽ち果てて、ほとんど見えない状態です。

 

父島には山中に米軍のP51マスタング戦闘機も墜落したままです。

バラバラになってますけどね。

残念ながら簡単にはいけないジャングルの中なので、

マスタング戦闘機は観光地にはできないようです。

 

他にも日本軍の大砲などがサビサビの状態で残っています。

 

私は父島の隣の無人島である兄島にも行きましたが、

そこには上陸用舟艇のエンジンがありました。

サビサビ鉄の塊でしたけどね。

 

ひとつ驚いたのが、人間魚雷「回天」発射用の線路も

転がっていたのですが、波打ち際なのにもかかわらず、

まったく錆びていなかったのです。

 

持って帰りたいくらいだったが、重すぎる長すぎる・・・。

 

世界の海にはこういったものが、そこいらじゅうにあるのでしょうね。

ゴミ?・・・歴史の足跡???