奈々未side
目を開けると見えるのは真っ白な天井。
あれ...?
なんで寝てるんだろ...
どうしてここにいるのか記憶をたどってようやく理解する。
.........私倒れたんだっけ。
奈々未(...よいしょ
ゆっくり体を起こしてみる。
......もう大丈夫だ。歩ける。
そう確信してソファーから立ち上がろうとした時、後ろから声がした。
西野(ななみん起きてたんや。
気分はどう?
奈々未(あ、なぁちゃん。
もう大丈夫。
心配かけてごめんね。
西野(ううん大丈夫!
元気になってよかった。
そう言ってなぁちゃんの方に近づくと、なにか背中に背負ってるものが見えてのぞき込む。
西野(あぁ、飛鳥。
泣き疲れて寝てしもうたんよ。
だからなな動けんくて。
奈々未(飛鳥泣いたの?
珍しいね、飛鳥がこんなに甘えてるなんて。
私でさえやってくれない時あるのに。
西野(ななみんが倒れた時にな、目の前で見ちゃったらしくてショックでパニックになったんよ。
それでしばらく泣いてて私にくっついてたんだけど、落ち着いてくれたのかそのまま寝ちゃったみたいで。
奈々未(そーだったんだ...
飛鳥に謝らないとだなぁ...
なぁちゃんずっとそのままだと大変だし、飛鳥が起きるまで私が変わるよ?
西野(でも、ななみんはまだ休んでた方が...
奈々未(私はもう大丈夫だから、ね?
西野(んー......それじゃあ飛鳥のことよろしくな?
ななよりななみんの方が飛鳥も安心するやろうし。
奈々未(ありがとう。
なぁちゃんレッスン戻って貰っていいよ。
私も飛鳥が起きたらいく!
西野(わかった。
みんなに伝えとくな!
奈々未(ありがとう
そう言って部屋を出ていったなぁちゃん。
飛鳥パニックになったのか...
私のせいだ...
奈々未(飛鳥ごめん...
寝ている飛鳥に謝る。
相当疲れたのか、ぐっすり寝ている飛鳥は全く起きない。
起きたらちゃんと話さないと...
飛鳥(ん...
そんなことを考えていると、飛鳥起きた。
飛鳥(ごめんね、なぁちゃん......じゃない。
......奈々未?
奈々未(起きた?
飛鳥ごめんね、心配かけて。
飛鳥(もう大丈夫なの?
奈々未(うん。
飛鳥こそもう落ち着いた?
飛鳥(大丈夫、寝たら落ち着いた。
なぁちゃんには迷惑かけちゃったから謝らないと。
奈々未(飛鳥ごめん...
怖かったよね、目の前で倒れるなんて
飛鳥(奈々未死んじゃうのかと思った...
そういって私の背中にぎゅっってしがみついてきた。
奈々未(死なないよ。
よしよし...
また泣きそうになってる飛鳥の頭を撫でてあげる。
奈々未(レッスン戻ろっか?
みんな待ってるだろうし
飛鳥(うん。
2人でゆっくりレッスン室に向かった。