前回書いた放射線治療の保険申請について、
大事なことを書き忘れていたので補足しますね。
まず、私の入っている保険では、
「部位に関わらず、新生物根治放射線照射(50グレイ未満)については、お支払いできない手術」とする。
つまり、がんの放射線治療は、50グレイ以上についてのみ支払われる。
という決まりがありました。
これは、各社の約款がありますので、それを読めば書いてあります。会社によって違うばあいがあるので。
1番下 左が支払われるもの 右が支払われないもの
よって、これを読むと、
私の放射線治療、寡分割照射はどうなるのだろう?
と思ったわけですね。
私の場合、約42.56グレイとなります。
これにブーストがつくと50グレイを超える人もいらっしゃるわけですが、
私は、半分冗談で、ブーストお願いしてみましたけど、それは無理と。
(必要ない治療を、保険金のためにするわけないですよね。)
従って、約款上は出ないのです。
ちなみに、私が入っていた保険は遥か昔、30年以上前に入ったもの。
よって、寡分割照射なんて無かった時代に作られた約款なのです。
最近の保険ならば、約款上問題ないものが出ていると思いますので、
そういう保険ならば心配ありません。(要確認、約款)
問題は、昔、入った保険の方。
同じ問題にぶち当たる方がいるかもしれません。
私の放射線の先生曰く、診断書に
「50グレイ相当の照射」
という文言を入れてもらうことにより、私のような保険でも
保険金が下りる場合があるそうです。
ので、書類代かかりますが、申請してみる価値はあるようです。
最初の私のように、
お姉さんとの話だけで諦めない方がいいみたいです。
(お姉さんのことを責めているわけではないですよ。お姉さんは約款を読んで答えているので、間違ってないですから。)
以前の記事でも書きましたが、
主治医によると
アフラックさんは、寡分割照射でも出ると言ってました。
保険会社によって、違うようで、出ないところもあったと先生がおっしゃっていました。
会社名は教えていただけなかったけど。
約款を確認して、それでだめも、
私のように結果的に出る場合もあるので、
参考になればと思います。
52,000円、大きいですよ、助かります。
次回診察の時には、先生にご報告しようと思っています。
あと、保険が出る方がいいということで、
わざわざ25回照射を選択するという方もいらっしゃるようです。
それも間違いではないと思われます。
寡分割照射を受けるには、いくつかの条件をクリアせねばならず、
それを勧められるのは、限られた人なのです。
実際、今までは50グレイやっていた症例に対して、42グレイでは心配だわ、という患者さんもいらっしゃると思います。
それは、先生とよく相談なさるといいと思います。
やっぱり、後で、ああしておけばよかった、こうしておけばよかった、って思いたくないですから。
今日は品川までお散歩しました
P生命さま、ありがとうございましたー