オレンジカウンティ アーバイン市 前重めいこピアノレッスン
前重めいこです。
ご無沙汰しています。
４日も投稿しなかったのは1年ぶりくらいだと思います。
実は、娘の舞台を見に、
ペンシルバニアに行っていました。
娘は大学2年生、
ペンシルバニア州立大学でミュージカルを専攻しています。
センターステージと言われる、
ミュージカル科のメインの舞台は年に２回。
前回はスィング（欠員が出た時に補助するために、
複数の役を学ぶ役割）として舞台に立ちました。
今回の舞台「Nostalgia Night」というミュージカルでは、
Jade Nakasone という役をいただきました。
「Nostalgia Night」は
数年前、当時ペンシルバニア州立大学に
在学していた学生のために
あてがきされた新作もののミュージカル。
その後、ブロードウェイでコンサート形式で
上演されました。
今回の公演が、舞台化としては初演です。
書かれた当時、
Jade という役は、白人のアメリカ人女学生のために
書かれたもので、
ファーストネームだけでした。
今回、娘が演じるにあたって
作家によって「Nakasone」という姓が
与えられました。
つまり、この役は今後、
日本人をはじめとしてアジア系の人たちが
演じる可能性が高くなります。
アメリカで暮らしていると
小さな差別にあうことが多々あります。
子供たちは日々の生活の中で
傷ついたり悩んだりしています。
娘も例外ではありませんでした。
辛い毎日の中で
もし彼女がミュージカル女優になることを
諦めたら
「Jade Nakasone」は
この世界に誕生しませんでした。
そしてもし私たち親が、
「ミュージカル女優になる」という夢を
成功率が低い危険な賭けだとして、
阻止していたら
やはり同じく、
「Jade Nakasone」
は生まれませんでした。
小さな小さな足跡かもしれませんが、
娘は歴史に足跡を残したのだと思います。
それだけでも
夢を諦めなかった、
夢を諦めていない
娘を誇りに思います。
側から見れば、
私たち夫婦のお金のかけ方は
酔狂の一言。
でも、こんな面白い目に遭わせてくれるのなら、
やっぱり今までのお金は
かけてよかったものだと
思うのです。
バレンタインデーキャンペーン
好評のうちに
満席で終了しましたっ！
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