今年も食べきれないほどのキウイが収穫できました。1年を振り返ってみます。

うちでは、雌木の「魁蜜(アップルキウイ)」「紅妃」、授粉用の雄木の「ロッキー」を育てていますが、今年も紅妃がフライングをしてくれました。この辺の顛末はこちら↓の記事で。

キウイの人工授粉 | 迷犬早太郎の信州暮らし (ameblo.jp)

雌雄別体のキウイは雄木と雌木が同時に咲いてはじめて受粉できるのですが、紅妃だけ5月に咲いて散ってしまったのです。

 

魁蜜とロッキーは6月上旬に仲良く開花。

 

7月、魁蜜はこのぐらいの大きさに。この少し前に、頑張って摘果をしたので、今年は大玉が期待できます。

 

人工授粉の時期が遅れた紅妃は何とか4個だけ実を付けました。

 

10月下旬、魁蜜はここまで大きくなりました。

 

紅妃も貴重な4個が大きくなりました。


今年は摘果のかいあって、大玉の割合が多いです。

魁蜜は小さいものまで合わせると、300個以上収穫できました。

キウイは霜を浴びると保存性が悪くなるそうです。収穫した数日後に初霜が降りたので、ギリギリセーフ口笛

 

キウイは追熟しないと食べられないのですが、試しに収穫したてを切ってみました。

果肉は白っぽく、ガリガリで、味もすっぱいだけ、とても食べられたものではありません。でも、糖度計で測ると10%。本当かなぁ。

 

1週間ほど追熟しました。小さいキウイを机の角などにへこむほどぶつけて、他のキウイと一緒にビニール袋に入れます。そうすると傷物のキウイからエチレンガスが出て、全体の熟成が進みます。テニスボールぐらいの柔らかさになったら食べ頃です。

魁蜜は、はじめの頃は熟すと黄色になったのに、ここ数年は黄緑色です。味は美味しいのでまあいいのですが。

 

糖度も13%まで上がっていました。甘い中に少しの酸味があり、おいしいラブ

 

紅妃も切ってみました。本当に赤いです。分かってはいたけど、キウイが赤いのは驚きです。

糖度も15%、魁蜜より甘いです。

来年は紅妃のお婿さんを迎えるかな。再来年の自然受粉を目指して。