ずっと昔に「作るぞ!」と宣言した薪棚ですが、
実はとっくにできています。あまりほっとくと自分でも作り方を忘れそうなので、ここらで記録を整理しておこうと思います。
 
完成品はこんな感じです。積み上げられているのは、残念ながら薪ではなく家を建てたときの建築廃材ですが。
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基礎工事を始めたのは、大地の氷もとけた3月でした。
まず6個の基礎ブロックを正確にしかも水平に置くために杭を打ちます。
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この辺のやり方は、以前講習会に参加したグリーンベルさんのマニュアルがとても参考になります。
 
水平を出すために水盛りで杭にしるしをつけます。
ほぼ水平だと思っていた地面が意外と傾いていてビックリ、人間の感覚は当てになりません。
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本当は貫板を回すところですが、今回は作るものが小さいので手抜き。その代り、最初に杭を打つ位置はかなり正確に出しています。
杭から水糸を張って、ブロックの位置に穴を掘ります。うちは凍結深度30cmと見て掘りました。
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穴に砕石を入れて突き固めます。
 
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この上に、モルタルの空練りを山状に盛ります。後々、土中の水分で固まるそうだけど、ホンマかなぁ。
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モルタルの空練りの上にブロックを置きます。水糸で位置も合わせて、高さも出して、そして水平に。
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ブロックはフェンス基礎ブロックを使いました。最初は高さ45㎝の物を使おうと思ったけど、重くて断念。高さ25㎝の物にしました。薪も載っていることだし、台風で飛ぶことはあるまい・・・。
位置が出たら、ブロックの周りもモルタルの空練りを撒いて押し付けます。
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6か所全部のブロックの位置が出ました。
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土を埋め戻して完成!
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そして、おまけに今回は防草シートも施工しました。
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砕石をかぶせて出来上がり。これは、効果大です。昨年の夏はほとんど草は生えないし、生えても根がシートの上で浅いので簡単に抜けます。
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ここまで、丸1日の作業でした。
10か月前の記憶だけど、しばらく筋肉痛だったような気がする。