日本語学2023年夏号 「辞書を編む・辞書を引く」「人名の読み方」[編集後記]小さかった時、マナという御友達がおままごとの際に必ず「アイちゃん」という役を演じたがったのを思い出した。よみの複数性はそうした幼児の心にさえオルターエゴのようなものを生じうる不思議な仕組みである。基本よみの説明を要しない名を持つ編集者は、さぞ厄介と思う一方、ちょっと楽しそうとも感じてうらやましい。(H) 日本語学 2023年 6月号 - 明治書院 日本語学 2023年 6月号詳細をご覧いただけます。www.meijishoin.co.jp