ヅラ子「お古、お前まさか……」
お古「じゃ、先に行ってるですよー!」
何かに気づいた桂を横目に、お古は好天と先にVIP席に行ってしまった
ヅラ子「……」
パー子「ん?てかさっき、“貸切”って言ってたよな?なら、俺達わざわざこんな格好しなくてもいいじゃねーか!!」
グラ子「待つネ、銀ちゃん!私達まだ飯食ってないアル!」
西郷「そうよアンタ達!食べたきゃ働きなさい!」
パチ恵「Σ西郷さん?!将軍様案内してたんじゃ……?」
西郷「ええ、したわよ。今回、私は席の案内だけ。接客はアンタ達よ」
全員「Σ!!?」
パー子「マジかよ……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
VIP席
近藤「とっつぁん!行くなら行くって連絡してくれよ!」
松平「細かい事はいいじゃねぇか。それにしてもよぉ、樹。随分とまぁ可愛くなっちまったなぁ」
茂茂「そなたが桜木樹か。今宵はよろしく頼むぞ」
もみじ「はぁ……」
桜木は近藤と茂茂に挟まれる感じに真中にいた
左端から沖田、近藤、桜木、茂茂、松平、土方の順で座っていた
近藤「似合ってるぞ桜木!な?トシ、総悟」
土方「あ、ああ……」
沖田「元が女なんだから当然でしょう」
お古「桜木殿は今はもみじ殿です!」
仕切りから出てきたお古が、
そう言いながら土方の前を通って、
松平の隣に座りグラスに酒を注ぐ
土方「おい、お古」
お古「何です?」
土方はお古に耳打ちをする
土方「万事屋達はどこ行ったんだ?」
お古「いるですよ!その内来ると思うです」
松平「ほぉ、もみじねぇ……いいじゃねぇか」
もみじ「松平さん、あんた奥さんと娘いるのにここに来ていいんですか?」
松平「仕事だからいいんだよ」
もみじ「仕事?……ああ、将軍の護衛ですか」
松平「それもあるけどよ……もみじ、記憶のほうはどうよ?戻ったか?」
もみじ「記憶?いえ、戻ってませんが……何でです?」
松平「上の連中がお前が攘夷のまわし者じゃねぇかって言い出してな」
もみじ「!!」
それを聞いた近藤が立ちあがって身を乗り出す
近藤「おいっ、とっつぁん!それ俺達聞いてねぇぞ?!」
沖田「連中はどうしてそんなこと言いだしたんでィ?」
松平「前に宇宙海賊春雨の件があったろ?」
もみじ「ああ、気を失った僕が天人達を一掃したやつですか?」
松平「そう、それ。それ聴いた上連中が、“一人で宇宙海賊春雨一部隊壊滅させるなんて、ただ者じゃないから、至急身元調べろ”って、うるさくてな」
もみじ「それで今朝みんな出ていったのか」
近藤「ああ、でも俺達は“桜木の為に極秘で記憶を探せ”って言われていた。まさかそういうことだったとはな……」
そう言いながら近藤は座り直す
松平「天人の将軍だから疑うのも仕方ねぇ」
お古「天人の……将軍?」
松平「そう。何の用で江戸にいるかは知らねぇが、今部下数人と天人専用のホテルに滞在してんのよ」
お古「へぇー、そうなんですか」
土方「おいとっつぁん、一般人にそんな事教えて大丈夫なのか?」
松平「あっ、お古ちゃん、今のナシ」
お古「うーん、それは皆さんの飲みっぷり次第です!」
もみじ「で?僕の事知ってる人はいたんですか?」
桜木がそう聞くと、近藤達は困った顔をする
沖田「記憶喪失前の桜木を知ってる奴はいなかった」
もみじ「そうか……」
近藤「それで、もし見つからなかった場合の、お古ちゃんの作戦に賭けてみようと」
もみじ「作戦?」
お古「もみじ殿、以前“真選組の皆といると懐かしく感じる”って言ったですよね?だから、仲良くワイワイ騒いだら思い出すんじゃないかと思ったです!」
もみじ「なるほど……」
土方「お古、その話誰から聴いた?」
お古「山崎殿です」
土方「あの野郎ぉ……」
土方は、表にいる山崎の所へ行こうと立ち上がる
茂茂「土方、そのまま隊士を何人か連れてきてくれ」
松平「近藤、沖田、お前らも行って連れてこい。もみじと特に仲がいい奴な」
近藤「わかった」
沖田「へーい」
三人は一旦席を外した
お古「松平殿が協力してくれるのは知ってたですが、まさか将軍様が来るとは思ってなかったですよ!」
茂茂「本当に攘夷のまわし者なら、余は無事じゃすまないからな」
松平「将ちゃんが無事なら、疑いが晴れるって事よ」
もみじ「なんかすいません、僕のせいで手間掛けさせちゃって」
松平「俺とお前の仲だぁ、気にする事はねぇ」
松平は桜木の隣に移動する
松平「つーわけで、もみじちゃん。今日はパーっと楽しもうや」
もみじ「……わかりました」
松平「よぉーし、じゃあ立っておじさんとひと勝負しよう!」
もみじ「え?」
~九話に続く~
お古「じゃ、先に行ってるですよー!」
何かに気づいた桂を横目に、お古は好天と先にVIP席に行ってしまった
ヅラ子「……」
パー子「ん?てかさっき、“貸切”って言ってたよな?なら、俺達わざわざこんな格好しなくてもいいじゃねーか!!」
グラ子「待つネ、銀ちゃん!私達まだ飯食ってないアル!」
西郷「そうよアンタ達!食べたきゃ働きなさい!」
パチ恵「Σ西郷さん?!将軍様案内してたんじゃ……?」
西郷「ええ、したわよ。今回、私は席の案内だけ。接客はアンタ達よ」
全員「Σ!!?」
パー子「マジかよ……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
VIP席
近藤「とっつぁん!行くなら行くって連絡してくれよ!」
松平「細かい事はいいじゃねぇか。それにしてもよぉ、樹。随分とまぁ可愛くなっちまったなぁ」
茂茂「そなたが桜木樹か。今宵はよろしく頼むぞ」
もみじ「はぁ……」
桜木は近藤と茂茂に挟まれる感じに真中にいた
左端から沖田、近藤、桜木、茂茂、松平、土方の順で座っていた
近藤「似合ってるぞ桜木!な?トシ、総悟」
土方「あ、ああ……」
沖田「元が女なんだから当然でしょう」
お古「桜木殿は今はもみじ殿です!」
仕切りから出てきたお古が、
そう言いながら土方の前を通って、
松平の隣に座りグラスに酒を注ぐ
土方「おい、お古」
お古「何です?」
土方はお古に耳打ちをする
土方「万事屋達はどこ行ったんだ?」
お古「いるですよ!その内来ると思うです」
松平「ほぉ、もみじねぇ……いいじゃねぇか」
もみじ「松平さん、あんた奥さんと娘いるのにここに来ていいんですか?」
松平「仕事だからいいんだよ」
もみじ「仕事?……ああ、将軍の護衛ですか」
松平「それもあるけどよ……もみじ、記憶のほうはどうよ?戻ったか?」
もみじ「記憶?いえ、戻ってませんが……何でです?」
松平「上の連中がお前が攘夷のまわし者じゃねぇかって言い出してな」
もみじ「!!」
それを聞いた近藤が立ちあがって身を乗り出す
近藤「おいっ、とっつぁん!それ俺達聞いてねぇぞ?!」
沖田「連中はどうしてそんなこと言いだしたんでィ?」
松平「前に宇宙海賊春雨の件があったろ?」
もみじ「ああ、気を失った僕が天人達を一掃したやつですか?」
松平「そう、それ。それ聴いた上連中が、“一人で宇宙海賊春雨一部隊壊滅させるなんて、ただ者じゃないから、至急身元調べろ”って、うるさくてな」
もみじ「それで今朝みんな出ていったのか」
近藤「ああ、でも俺達は“桜木の為に極秘で記憶を探せ”って言われていた。まさかそういうことだったとはな……」
そう言いながら近藤は座り直す
松平「天人の将軍だから疑うのも仕方ねぇ」
お古「天人の……将軍?」
松平「そう。何の用で江戸にいるかは知らねぇが、今部下数人と天人専用のホテルに滞在してんのよ」
お古「へぇー、そうなんですか」
土方「おいとっつぁん、一般人にそんな事教えて大丈夫なのか?」
松平「あっ、お古ちゃん、今のナシ」
お古「うーん、それは皆さんの飲みっぷり次第です!」
もみじ「で?僕の事知ってる人はいたんですか?」
桜木がそう聞くと、近藤達は困った顔をする
沖田「記憶喪失前の桜木を知ってる奴はいなかった」
もみじ「そうか……」
近藤「それで、もし見つからなかった場合の、お古ちゃんの作戦に賭けてみようと」
もみじ「作戦?」
お古「もみじ殿、以前“真選組の皆といると懐かしく感じる”って言ったですよね?だから、仲良くワイワイ騒いだら思い出すんじゃないかと思ったです!」
もみじ「なるほど……」
土方「お古、その話誰から聴いた?」
お古「山崎殿です」
土方「あの野郎ぉ……」
土方は、表にいる山崎の所へ行こうと立ち上がる
茂茂「土方、そのまま隊士を何人か連れてきてくれ」
松平「近藤、沖田、お前らも行って連れてこい。もみじと特に仲がいい奴な」
近藤「わかった」
沖田「へーい」
三人は一旦席を外した
お古「松平殿が協力してくれるのは知ってたですが、まさか将軍様が来るとは思ってなかったですよ!」
茂茂「本当に攘夷のまわし者なら、余は無事じゃすまないからな」
松平「将ちゃんが無事なら、疑いが晴れるって事よ」
もみじ「なんかすいません、僕のせいで手間掛けさせちゃって」
松平「俺とお前の仲だぁ、気にする事はねぇ」
松平は桜木の隣に移動する
松平「つーわけで、もみじちゃん。今日はパーっと楽しもうや」
もみじ「……わかりました」
松平「よぉーし、じゃあ立っておじさんとひと勝負しよう!」
もみじ「え?」
~九話に続く~