超高齢者大国日本の未来を考える その5 | 明治物産株式会社 オフィシャルブログ

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セミナーでは自社の商品やサービスについての詳細、また報酬体系の説明等が行われます。どのMLM企業も大抵講師は上位にランクするディストリビューターが務めますので、自分の成功体験談を交えながらの話は非常に説得力があります。よって自分の見込み客を企業側が開催するセミナーに参加させることにより、自分で説明しなくても事業内容を把握してもらうことも可能になります。

 

講師陣も「企業経営をしながら副業でやっている」「定年退職してから始めた」「元専業主婦」と様々です。まず新規入会するとアップから「最初はとにかく自分で多くのセミナーに出て成功者の話を聞きなさい。そしてセミナーに誘う見込み客にはどの講師の話を聞かせるのがベストなのかを判断しなさい」等の指導を受けるそうです。

 

MLMについてはインターネット等で検索すると、推奨よりはむしろネガティブな意見で溢れているように思います。実際に特定商取法違反で業務停止命令を受ける企業もあります。しかしアメリカを起源とし全世界に広まり、日本に上陸してから既に50年が経ちますが、口コミ主体による原始的なMLMが何故衰退しないか?その理由の一つに「連鎖販売取引」という販売形態が非常に優れたものだからと言われています。

 

販売を口コミで行うので宣伝広告費等の販売費がかからない、また商品をメーカーから消費者へ直送するので、問屋や販売店を通さないので中間マージンが発生しない等が主な理由として取り上げられます。

 

その理由よりはむしろ人を介さずにインターネットで完結できる販売手法が多くなったご時世だからこそ、応援(ABC)やセミナー動員という古典的な販売手法が見直されているのだと思います。特に人間関係の希薄化が進んでいる若者世代にとってMLMは「まどろっこしい、人間関係が面倒くさい」と感じる人も多くいることでしょう。しかし仲間と一緒に成功しようとチーム一丸となって頑張るというMLMの独特な連帯感に触れると、逆に感化されてしまう人も多いのではないでしょうか?

 

前項(その4)でも述べましたがMLMはビジネスモデル的にも、自分が紹介した販売員の収入が上がることは自分の収入が上がることに直結していますので、論理的にも助け合いの精神が生まれやすいビジネスだと言えます。昨今は大手企業でも容赦ないリストラが断行される時代だからこそ、「連帯感、助け合い精神」が醸成されやすいMLMが見直されてきているように思います。

 

以上、副業の選択肢の一つとして、MLM企業を視野に入れてみては如何でしょうか?(つづく)