ALSOKの「鳥獣わな監視装置」について | 明治物産株式会社 オフィシャルブログ

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弊社はセキュリティのALSOKの取扱店です。

 

個人向けや法人向けの各種セキュリティ機器のご案内もしていますが、今回は「鳥獣わな監視装置」についてご紹介します。

 

近年全国的にイノシシやシカによる有害獣被害が増えています。捕獲方法としては従来の猟銃によるものから、法定猟具の箱わなやくくりわな等による捕獲へと比重が移ってきています。わなを仕掛けるには「わな猟免許」の取得が必要なため、近年の傾向として「わな猟免許」所持者が増えてきている反面、鉄砲所持規制の厳格化や高齢化などの問題もあり「第一種銃猟免許」所持者は減少の一途を辿っています。

 

このような背景もあり、有害獣対策用のわなの設置件数が以前にもまして増えてきています。

 

猟銃による捕獲はハンターが狙った獲物を撃つわけですから、非狩猟獣を撃つという「錯誤捕獲」はまずありません。しかしわな猟においては、仕掛けたわなに獲物がかかるわけですから、本来捕獲してはいけない非狩猟獣がかかってしまう「錯誤捕獲」が起こりがちです。非狩猟獣がわなにかかった場合には、すみやかに逃がさなければなりません。また最近は飼い犬や飼い猫がわなにかかる事故も増えてきています。

 

そしてわなを仕掛けた人には、わなの見回りが義務付けられています。

 

法定猟具の設置数は一人当たり30基までです。仕掛けたわな数にもよりますが、毎日見回るとなるとその労力は結構な負担になります。当然わなに獲物がかかった時だけ止め刺し、或いは非狩猟獣を開放しに行くことができたとしたら非常に効率的です。

 

以上のような「見回りにかかる労力の低減」「錯誤捕獲や事故の早期発見」等の問題を解決するシステムがALSOKの「鳥獣わな監視装置」です。

 

仕組みは箱わなに獲物がかかると、自動的に登録した端末にメールが配信されます。

上位バージョンの「カメラ有りモデル」は画像も送信され、何がわなにかかったかも確認できます。赤外線LED搭載で夜間も撮影可能です。

 

このような「わな監視装置」はニーズが増えたこともあり、現在は多くの機種が販売されています。

その中で特に弊社がALSOKをお勧めする理由は、まず豊富な販売・設置実績があります。

しかも加えて止め刺し、埋没場所・処理施設への移送サービスまで請け負うことができるからです(但し、現在サービスの提供可能エリアは限定されています)。

 

以前ブログで記したように、イノシシ等から農作物を守る一番効果的な獣害対策は、物理柵による害獣侵入防止です。しかしただ守るだけではなく、同時に捕獲を推進しないと有害獣は増加する一方です。

 

ALSOKが「有害鳥獣対策業務」を行っていることを知らなかった方もいらっしゃるかと思います。

しかし最近はALSOKのように、各都道府県知事から「認定鳥獣捕獲等事業者」の認定を受け「有害鳥獣対策業務」を行う法人も増えてきています。それだけ全国的に被害が深刻だということだと思います。

 

更に「鳥獣わな監視装置」の内容について詳しく知りたい等のご要望がございましたら、何なりとALSOK取扱店の弊社までお申し付けください。