大学入学共通テスト
対策入門講座
2019年7月1日より
現高2生が初受験となる「大学入学共通テスト」。
現行の大学入試センター試験に代わる学力検査として、2021年1月に第一回試験がおこなわれます。
このテストにおいては、今までのセンター試験とは出題意図が大幅に変わることが決まっています。
様々な情報から判断できることは、出題者が重視するポイントが「知識に基づく思考」から「読解に基づく思考」へ変化するということ。
違う言い方をすれば、既知の事実が習った通りに出るのではなく、未知の出来事に対し習ったことを活用して解を導き出す、あるいは推測するということです。
つまり敵は、しばらくの間パターン化した対策を立てにくくしてきたということ…
(やがてデータが集まればパターン化されるでしょうが)
現高校2年生にとっては「過去問がない」という最悪の試験です。
それゆえに「事例」としてデータのひとつとなる学年ということでもあります。
ある意味、被検者?
いや、被害者…?
いずれにせよ入試制度が変遷する数年の間は、様子見もあり傾向が掴みにくい不安定な時期です。
ただ、学習することは今まで勉強していることで間違いない!
したがって今やってる学習事項が無駄になることは全くないのでご安心ください。
問題なのは、
学んだことを未知の領域に活用する力
これについては今の高校の指導過程で身につけていけるのでしょうか?
高校は学習指導要領に基づいた指導が行われます。
夏の講習などで補完していくのでしょうが、日常の学習の中で現行の教科書をベースに新課程の入試レベルに持っていけるのか否かは、ちょっと疑問ですね・・・。
この分だと、ますます中高一貫校に中学から入学して特殊カリキュラムで学習するか、附属大学付きの高校へ入学する道を歩みたくなるかもしれませんね。
ある意味、中学入試や高校入試にも影響しそうです。
というより、小学校、中学校の段階できちんと教育されていないと、高校での新課程の授業についていけない学生が大量発生しそうな予感もします…。
当面、現高1、高2生に対しては懸案事項である
「何をどう勉強したらいいのか?」
についてレクチャーしておく必要があることは、言うまでもないことでしょう。
不安を取り除くには、まず明確な指針を示してあげること。
名学館庄内通校では、2019年7月1日よりすべての高1、高2生に対し、「大学入学共通テスト対策入門講座」の受講を可能にします。
7月のベーシックウイングはすべてここに集約されます。
講座は「数学Ⅰ・数学A」と「英語リーディング」に限定し、各科目とも1講座90分×4講座を提供します。
講師はベーシックウイングでおなじみの丸山先生(英語)と城能先生(数学)です。
期末考査が終わった段階で7月の夏休みまでの講座として開講します。
2021年度には中学校で新学習指導要領が全面実施されます。
また高校も段階的に新学習指導要領が施行されていきます。
そして、完全に新学習指導要領に対応した大学入試が行われ始めるのが2024年度から。
すなわち現在の学年で「中学1年生」の子どもたちが高3になる時。
つまり、現在の中学生たちはこれからしばらく指導要領と入試制度の過渡期を過ごすというわけです。
めんどくさい時に中高生になっちまいましたねー(・▽・;)
ではこの年代は今現在何をすればいいのか?
もちろん日常の学習をしっかりやることが前提です。
しかしそれ以外に重視してほしいのが
「読解力」
それも、
「推論する力」
単に一冊の本を読んで内容を理解するだけでは不足しています。
様々な媒体から得られる情報を複合的に読み取り、そこから一つの結論を導き出す分析力。
これこそがこれからの学生たちに求められている「読解力」。
学んでいますか?
たぶん・・・学んでない。
そりゃそうでしょう。
学校の現場はそれどころじゃない。
いや、だからホント冗談抜きで、みんな自分の身を守った方が良いですよ。
昭和、平成はもはや「過去」なのです。
チェックペン、赤シート、単語帳で必死に書いて暗記している勉強と、これから直面する大学入試は、まったく異なると言って良い。
現在進行形、未来進行形を生きる学生はしっかり足元の状況を見ましょう。
現在の大学受験生も、進路指導の先生が「絶対受かる!」と太鼓判を押した大学からバタバタ不合格を叩きつけられているのです。
今の学生たちも誰もがその可能性と背中合わせ。
僕は未来進行形の指導を実行中です!
【名学館庄内通校とは・・・】
名大・名工大・名市大・愛教大・南山大・名城大・中京大など、中京・東海エリアの有名大学合格を目指す個別指導塾ですが、入会時の成績や学年(中・高)は問いませんし、首都圏・関西圏など県外を目指す方も大歓迎です。中学生は高校入試から鍛え上げます!
入会した瞬間から「今までの自分を変え、新しい自分に生まれ変わる」ための努力をする覚悟で来てくださいね。
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