名古屋市西区の進学個別指導塾 名学館庄内通校@Mgk_Shonaidori
Studyplusの4月の累計学習時間、高3の135時間がトップ。次いで高１の105時間。 連休もあったわりに、なかなかの数字だね。 記録外の分(学校での勉強)も入れたら、さらに増えるわけだ。
2019年05月17日 13:39
Studyplus（スタディプラス）というアプリをご存知の方、あるいは活用されている方もいらっしゃるでしょうか。
あの神授業の映像授業（スタサプ）ではないですよ。
よく間違えられると、スタディプラスの方も仰っていました（笑）
スタディプラスは学習管理と学習計画を記録し、かつ同じ目的を持った仲間との情報交換などができるスマホアプリです。
Studyplusへリンク
現在、うちの教室では一部の高校生と中学生を対象に
Studyplus for school
を導入しています。
「for school」とあるように、各自のスタディプラスを学習塾のホストサイトと連携し、塾で一括管理できる仕組みのものです。
まだ一部生徒との試験運用です。
すでに大々的に運用されている他塾さんの情報も入ってくるのですが、塾にはローカルな条件が付きまとうものです。
他でうまくいっていることが、うちで同じ効果が出るとは限らない。
したがって、しばらく試験的に少人数での運用としています。
この試験運用で思ったことを書いてみます。
Studyplus for schoolの活用において重要なのは、塾側からのコメントに対する生徒のレスポンスの頻度や有無ではないかと思っていたりする。(アプリ上でなく口頭であっても良いのだが) 結局ここが一方通行になってしまっては、管理ではなく監視でしかないのかな？とも思う。
2019年05月17日 14:54
まずこの試験運用開始時に声をかけたほぼすべての生徒の共通した反応は
「え！怖っ！」
でした(^▽^;)笑
勉強してるかどうかが筒抜けになり、塾ではひた隠しにしてきた怠惰な部分やいい加減さを知られてしまうという恐怖？
・・・そういったものが先行するのでしょう。
一人の生徒はあからさまに言いました。
「監視される感じが…」
『監視される』
なぜそう思うのでしょうか？
僕が思う答えはこれ。
「生徒自身に、”塾に向けて発信する”という意識がないから」
学習記録をつけてそれを塾がチェックしている。
記録をつけなければ「記録してください」的なコメントが送られてくる。
下手すりゃ塾長に怒られるかも？？
ある意味”サイバー警察”ですね（笑）
…で、僕は思ったのです。
もし生徒側がネガティブなイメージをもっているとしたら、果たしてこれは「学習管理」と言えるのか？
このシステムの良いところは、生徒の学習記録に対し「いいね！」を押せることです。
以前もこのブログで書いた通り、熱が冷めやらない新鮮なうちに「いいね」を押してあげることが、生徒の意欲向上の源になり得るだろうと思っています。
ただ、これをずっとやっていると、
「いいね」を押し続けりゃそれでいいのか？？？
時折「がんばってるねー」的なコメントを入れればそれでいいのか？？？
という思いが去来するわけです。
そこで冒頭に掲げた長時間記録が続いている生徒たちの特長を分析してみました。
すると、このシステムをうまく使える生徒は、塾からのコメントに対するレスポンスがしっかりしているのです。
さらに、
「今こんな勉強をこんな感じでやっている」
「こんなことで悩み始めた」
という情報を具体的に塾へ発信しているのです。（スタディプラス上でなくとも、口頭やLINEなどで）
すなわち、
自分の状況を刻々と塾へ情報発信している生徒
簡単に言えば
『塾と連携している生徒』
こうなると指導の域を超えてますね。
お互い共通の目的に向かって対等に議論ができます。
こういう意識を持てて初めて「Studyplus for school」を有意義に活用できるようになるのではないかと。
すなわち、監視ツールから管理ツールへワンステップアップできるのではないかと。
@rabe0703 生徒の心理としてはおそらく「管理」してほしいけど「監視」は嫌だと思うのですよ。したがって本来は生徒側からの発信量が必要なんだろうなと。すると学習記録という行為を「先生への報告・提出」的なイメージではなく「自らの発信」と思わせる何かが必要だなーと。
2019年05月17日 15:05
これはスタディプラスの担当者の方とツイートしている中のリプライのひとつです。（勝手に載せてますが…）
生徒は管理してほしいが、監視まではされたくないでしょう。
だからこそ、生徒たちがもっと自信をもって自分の学習状況を発信できる環境を作らないといけないな・・・と。
「隠すな！」と言えば言うほど子供は隠します。
そこに恐怖の主従関係のイメージを抱くからです。
お互い共通の目的を持っていれば、さらけ出せます。
Studyplus for schoolが、塾と生徒の間にある見えない敷居を少しでも取り除くツールになり得ればよいな～と心から思っています。
また今夜も、明日も明後日も
「いいね！」
を押し続けます！
僕はこのツールを「管理」するために使っています。
みんなが自分の目的に向かって悩み苦しむのを、放っておくわけにはいかないからです。
目を光らせて監視して勉強地獄に追い込む目的は毛頭ありません。
勉強できていないからと非難するつもりもありません。
Studyplusに更新されるひとつひとつの記録が、君たちから発信されたメッセージと受け取っています。
だから生徒のみんなも、勇気を出して発信し続けてください！
僕も発信します。
お互い発信者なんです。
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