はじめまして本編に移る前に少し自己紹介とご注意!

私は主にTwitterで百合関連のツイートなどを発信しているいちごぷりんと申します♪

これからこのブログで百合ssを投稿していきます♪よろしくお願いします♪感想などはできればTwitterの方にお寄せください!Twitter:@4334Yagi


なお今作品及び、次回作以降に出てくる人物の名前は架空のものであり、実際の団体や個人に関係はございません。また他作品と類似もしくは酷似していた場合でも偶発的なものであり盗作など汚い真似はしないので、似ていても悪しからず。

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『この想いは永遠に』作/いちごぷりん




ここはどこだ?妙に心地良い…ん?何か聞こえる、遠くで誰かが私を呼んでいる。

ーお…ろ……!新谷!お…ろ…

(だれだ?私を呼んでいる?夢か?)

うるさいなと思いつつまた意識が遠のいていく…

「コラッ!いい加減起きろ新谷!」((バシッ

「あいたー!!あれ?ここはどこ?」

目の前には禿げたおっさんがいた。

「どこだじゃないだろ!授業中だ!しっかり起きとけ!」

そうだやっと思い出した、学校に来て寝てたんだった!まあいいか授業なんて受ける気ないしなんとなく来てるだけだしと新谷が思っていると

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。不思議なもので授業が終わると急に眠気がなくなる。

新谷が帰り支度をしていると、1人の女子生徒が声をかけてきた。

「あ、新谷さん!もし良かったら今日一緒に帰らない?」

新谷は困惑した

(ん?誰この子?名前が出てこない)

自慢ではないが私は記憶がいい方ではない

「ごめん!誰だっけ?」

その子は苦笑いしながら

「もう!忘れたの?ミカよ、華村ミカ!もう覚えてよね♪」

思い出した、ミカ…華村ミカはつい最近知り合った最初で最後の友人だ。

「ごめんごめん思い出した!で何かようだった?」すぐ忘れる新谷に少し呆れていたミカが溜息をつく。

「さっきも言ったでしょ!新谷さ...ゆ、ゆいなちゃんと帰りたいの!」

華村は少し恥ずかしそうに新谷ゆいなを見てそう言った。

「あーそういうことだったのね!全然いいよ♪帰ろ帰ろ♪」


(うぅドキドキする!!ゆいなちゃんと初めての放課後デート!!ゆいなちゃん横から見てもかわいいなぁ、お付き合いできないかな?ハッ!ダメダメ!ゆいなちゃんは女の子なんだからお付き合いなんてできないよね…でももしかしたら?)


私、華村ミカは女の子しか好きになれない、男の人が苦手で今までお付き合いしなかったからかだんだん女の子が好きになっていった。

だけど本気で恋したのは今回が初めて。ゆいなちゃんを見た途端今まで味わったことのない感情が湧き上がってきた。その日からゆいなちゃんが気になって仕方がない。

「ゆ、ゆいなちゃん!こうやって一緒に帰るの初めてだね!」

「そうだね!私もこうやって友達と帰るの初めてだからなんか楽しい♪」

「ねぇ…ミカちゃん、私一人暮らしだから家に泊まって行かない?」

「えっ!?いいの!?本当にいいの?」

「全然いいよミカちゃんなら♪」

(えぇ!!なに突然?なになに!?!?ゆいなちゃんの家にお泊まり!!??落ち着け〜落ち着け私!!スーハースーハー…なにがどうなったの?びっくりしてるけどすごく嬉しいお誘いだ)

ミカは、突然のお誘いに気が動転していた。





新谷は自ら恥ずかしがっていた。

(なんであんなこと言っちゃたのだろう///まあでも自分でもわかってる、ミカのことが好きなのだろう)

そう、新谷もまた女の子しか好きになれない女の子だったのだ。

「ミカちゃん!手、繋ごっか!」

恥ずかしそうに言ってみたがいけるかな!?

「うん!いいよ♪」

新谷は安堵した。

「じゃ、ご遠慮なく♪」


お互いの手と手が交わり急に体温が高くなり始めたのを実感した新谷と華村は恥ずかしさのあまり話せないでいた。

「……ッ///」

(ヤバイヤバイミカちゃんと手…繋いじゃってる!?何か喋らないと!)

「…///」

(はわわっ!!恥ずかしい!!でもゆいなちゃんのお手手華奢でかわいい//ふふっ♪ゆいなちゃん照れちゃってる♪)

「ね、ねえ?ミカちゃんはさ…」

「ミカ…ミカって呼んでほしいな❤︎」

「ミ、ミカはさ他に友達いっぱいいるのに何で私といっそにいてくれるの?私なんてミカ以外友達いないし学校でもいつも寝てばっかだよ?」

はぁ…言ってて悲しくなってくる、私はこんな自分が嫌いだ。どうしても自信が持てない、ミカにこんな事言ってもなにも変わらないのに…

そんな新谷に対し、華村は強く堂々と声を発した。

「そんなことないよ!ゆいなちゃんは私にとって大切な人!ゆいなちゃんに友達がいなくても、私がいるじゃない!だからそんなネガティブなこと言わないで欲しいな…私の知っているゆいなちゃんはそんなんではないでしょ?だから自信を持って!ね?だからもう泣かないで…ゆいなちゃんはちょっぴり暗いけど本当は誰よりも笑顔が似合う可愛らしい乙女だよ!」

「っ!!…ありがと!」

やっぱりだ!やっぱり私にはミカしかいない…ミカ以外とお付き合いなんて考えられない…もう言ってしまおう…【好きだ】と言ってしまおう!


新谷は決意した…


「ミカ!!伝えたいことがあるんだけどいい?」

「ッ!!…うん!いいよ♪そこの公園で話しましょ♪」


華村は何かを察していたいたが新谷のためにも敢えて口にしなかった。


少し肌寒い季節、2人以外誰もいない公園を静寂が包み込もうとする頃、新谷はついに自分から想いを伝えた。


「ミカ!落ち着いて聞いてほしい…私、新谷ゆいなは、ミカ…華村ミカの事が大好きです!この世で一番大好きです!だから私とお付き合いしてください!」


突如華村は涙した。


(これだっ!これを…待ってた…)

「グスッ…それは私のセリフだよ❤︎私もずっとゆいなちゃんと一緒になりたかった!今までずっとゆいなちゃんを見てたの!1人の女の子としてね♪私も大好きです!ゆいなちゃん!こんな私ですがどうかよろしくお願いします❤︎」


新谷は有頂天になっていた。


やった!やったよ!ついにミカとお付き合いができる!!もうこのまま行くとこまで行っちゃおう!

「ね…みか?付き合ったんだし…その…キ…キスしない?」

「うん❤︎いいよ♪」


お互い見つめ合って何度も何度も唇を重ね合った。


ちゅぅ・・・ちゅぷ・・・んっ...

ちゅく、んッ、ちゅぱっ...んぁ... 


「もっと…もっとお願い❤︎」


ミカが顔を真っ赤にしながら言ってる…ふふ♪可愛い❤︎


ちゅぶ・・・ちゅぱ、じゅるるるっ・・・・

れろ、ちゅぼっ、ちゅるる・・・・・んぅっ


何度も何度も舌を絡め合い窒息しそうになるまでキスを続けた……


ちゅっ、ぢゅぶぅ、ぢゅりゅぅ・・・・・・

ん・・・ぢゅぶ・・・ぢゅずぅぅぅ・・・・


貪る様にゆいなの舌が口内で暴れる。

頭の中が蕩ける感覚に支配されている。


「ぷはぁ…どうかな私のキス上手?」

「ハァ、ハァ…最高だったよゆいなちゃん…ありがとね…私に最高のキスをしてくれて…私幸せ!今一番幸せよ❤︎」


雌猫のような表情をしている華村に新谷はもう我慢ができなかった。


「まだだよ…今日は私の家でもっと幸せになろ?一緒になろ?ミカをメチャクチャにしてあげるからね❤︎…頭がバカになっちゃうくらい激しいことしちゃお?…もう離さないよミカ!」

「うん❤︎期待してるよ…行こっ♪」


心までも繋がり切った2人は新谷宅まで無言だったが手はずっと握って終始頬を染めていた。




「遠慮なく入ってね♪」

「お邪魔しましまーす♪」


新谷と華村は新谷宅に着き早速、新屋が例のことを切り出した。

「ミカ…先にシャワー浴びてくるからベッドで待っててね❤︎」

「うん!わかった、あっ!私もシャワー浴びたいな♪」

「ダーメ❤︎ありのままのミカが大好きなの♪それに汚れた体なら私が綺麗にしてあげるからね❤︎」


そう言うと新谷は一人でシャワー室に向かった。


ザッーーーーーー


ふー落ち着け…落ち着け私…

あーダメだ!心臓がうるさくて落ち着けない!

…私は興奮していた、あと数分後に大好きなミカをめちゃくちゃにできると思うと体が疼いて仕方ない。

「よし!いける!」


新谷はシャワーを浴び終え華村の所に向かった。


「ごめん待ったかな?」

「ううん全然♪」


そこには恥ずかしそうに全裸でベッドに座っているミカの姿があった…私は初めてミカの裸体を見たことで興奮が限界に達して飢えた野獣の如くミカを押し倒し馬乗りになった。


「いやんっ…ゆいなちゃんいきなりだね///いいよ…私をメチャクチャにして❤︎」

「言われなくてもそうする…ここはどうかな?」

私はいきなりミカの乳頭を舐め回し、指で弄んだ

「あぁんっ…ぃやんっ…そこっ…いいっ!!もっと!もっと舐めてっ!!」

あぁすごく可愛い…そうだ!、少し焦らしてみよう!…私は舐めるのと指を動かすのをやめた。

「あぁっなんでやめちゃうのぉ!おねがい!おねがい!!もっと私を壊れるくらい気持ち良くしてっ〜❤︎」

「ふふっ♪完全に私の虜だね!ミカはすごいえっちな女の子だったんだね❤︎」

「そうなんですっ…私、華村ミカはゆいなちゃんにえっちなことされて感じちゃう変態さんなんですっ❤︎」

…私、今ゆいなちゃんに支配されちゃってる!今ならゆいなちゃんのメス奴隷になってもいいかも!

「じゃあぁ〜最後に貝合わせしよっか❤︎」

貝合わせ!?あのすごく気持ちいとされている貝合わせ!?…もう欲望を抑えきれない私はひどく懇願した。

「はいぃ!おねがいします!貝合わせしてくださいっ!!」



フフッ♪ついにミカと貝合わせできるぞ!!頑張れ!!頑張れ!私!

「じゃあいくよミカ!」


私とミカの蛤が一つになった刹那ミカが声にならない声をあげた。

「ぁ...ぁあぁ...いい...いぃぃ...イ...イ...ッ」

やっぱりミカは最高だ!もうこのまま満足するまでやってしまおう!


それから私は一心不乱に貝合わせやミカの大事な所を指で弄り続けた。ミカが途中で何か言っていたが私には聞こえなかった。

何時間経っただろうか、気づくとそこには半分白目を剥いて痙攣しているミカがいた。

「ミカ!?ミカ!?どうしたの!大丈夫!!??」

「ぁぁあ...うぅ...もう、イけないよぉ...ゆいなちゃ...ん」

「本当にごめんね!今日はもう終わりだからゆっくりやすんでね」

「ありがとう、そうするね」


私はミカをベッドまで運んだ。ミカは相当疲れていたのかすぐにぐっすりと眠った。


「はぁ...欲を抑えれずついやりすぎってしまった...もしかして嫌いになったかな?そうだったら最悪だ...明日直接聞こう」

私はそのままリビングのソファで夜を明かすことにした。


「やっぱり私じゃダメだよね...っひっく...ごめんね...ゆいなちゃん...ごめんね」


翌日


「ん...朝か...ミカはまだ寝てるかな?」

私はミカを起こしに行ったがそこで驚きの光景を目撃した。


「えっ!?ミカ!?ミカがいない!!!」

私は凄く動揺していた。そしてとある手紙を見つけた。



『ゆいなちゃんへ

 勝手に出て行っちゃてごめんね、だけど私には無理だったね。ゆいなちゃんの期待に応えられず結局昨日もあんな感じで私が気を失っちゃたし...勿論ゆいなちゃんは悪くないよ!でもこのままじゃ、ゆいなちゃんの欲に最後まで応えられなくて元気がなくなっていくゆいなちゃんを見るのが嫌だからもうこのままお別れにしない?ゆいなちゃんも今まで通り友達でいてくれていいよ。最後になるけど...もっとゆいなちゃんと恋人同士でいたかった...


さよなら


                  ミカより』


私はそこで泣き崩れそうになったがすぐにミカを探しに走った。


走ること数十分

「いた!」

ミカは私と繋がった思い出の公園で1人俯いてた。

「ミカ!!!」

私は全力でミカに駆け寄ったが...

「いや!こないで!もう...こないでよ...私が辛くなるの...」

ミカは涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら私を拒絶した事に納得がいかなかった。

「なんで、なんでよ!私のこともう嫌いになっちゃたの?昨日のことが原因なら謝るから!拒絶なんてしないでよ!!」

気づくと私まで泣いていた。

「ううん、違うの、ゆいなちゃんには私じゃなくてもっといい人がいると思うから...勿論私が一番だったらなって思うけど、ゆいなちゃんの希望に応えられないと思うと辛くて辛くて...いっその事別れた方がいいのかなって思っちゃた...だからごめ...」

私はミカにその先を言わせまいとミカの言葉を遮った。

「いや!!!嫌なの!私はもうミカと離れたくないの!!私にとってミカは特別で最初で最後の友達...そして最初で最後の生涯のパートナーなんだから...もうどこにも行かないで!ミカがいなくなったら私、何を楽しみにして生きていいかわからない...だからお願い!もう死ぬまで一緒にいてよ...」

ついに言ってしまった、今の私のキモチ




ー私は困惑していた 

これってプロポーズ!?

「えっ!?えっ?なに?もしかしてプロポーズしてくれてるの?」

ー本当に私で良いのかな?


「んもうっ!焦ったいなぁ!はっきり言うよ!私、新谷ゆいなは華村ミカをこの世で一番愛しています!だから私と結婚してください!」

私はお手製の指輪をミカに差し出しながら言った。


やっぱりすごいなゆいなちゃんはお手製の指輪までくれて...ゆいなちゃんには敵わないや...

「わぁ綺麗な指輪♪ありがとっ!ゆいなちゃん...私も世界で一番ゆいなちゃん...ゆいなを一番愛しています!そのお話受けさせていただきます!幸せにしてくださいね❤︎」




2年後


「おーい、ミカ行くよー」

「わかったーもう行くー」

私たちは2人だけの結婚式を挙げるため真夜中に私達を繋げてくれた思い出の公園にきていた。

「2人だけの結婚式でごめんねミカ、両親を呼んで式場でしたかったよね」

「仕方ないよ。今の世の中では理解されないんだから、でもこうしてゆいなと結婚式を挙げられるだけ私は幸せだよ❤︎」


ーそう、本当は両親を呼びたかったが2年前のあの日、両親に話したらひどく激昂され「常識はずれ!」「同性を愛すような娘に育てた覚えはない!」と散々罵詈雑言を浴びせられたからつい先日家族とは縁を切ったが後悔はしていない...私にはゆいながいるから!!



ついにこの日が来た...ミカと夢見た結婚式。少し寂しいけどミカがいてくれてるだけで私は幸せ。

「私、新谷ゆいなは病めるときも、健やかなる時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時もこれを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、この命ある限り華村ミカに真心を尽くすことを誓います」

「私、華村ミカは病めるときも、健やかなる時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時もこれを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、この命ある限り新谷ゆいなに真心を尽くすことを誓います」


「ありがと!ミカ、愛してるよ!」

「私も愛しています、ゆいな!」


「誓いのキスしよっか!」

「うんっ!!」


ちゅっ...


ーあぁ...やっとひとつになれた...何も無かった私に輝きをくれてありがと...これからも一緒だよ!何があってももう離さない!!フフ...いつ何時何処にいても私が守ってあげるからね....その指輪がある限り...


「これからもよろしくねミカ!」

「よろしくねゆいな!私ゆいなに出会えて良かった!」



ー私たちの物語は始まったばかり、これからたくさんの思い出を作っていこう!

ー私たちの物語は始まったばかり、これからたくさんの思い出を作っていこう!




「「この想いは永遠に」」




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最後までご購読いただきありがとうございます!人生で初めて百合SSなるものを書いたので非常に読みづらかったと思います。

ですがこれからも頑張ってSS書こうと思うので応援していただけると幸いです!

感想や書いてほしい設定などがありましたらTwitterにて受け付けてます✨

                 いちごぷりん