バレンタインデーの義理チョコのお返しを、
ホワイトデーで沢山いただいた。
毎年、会社の上司と同僚の男性10人程度にあげるんだけど、
いつもホワイトデーのお返しがとても豪華。
私があげた500円程度の義理チョコが、
2000円程度のホワイトデーのお返しになって返ってくる。
ホワイトデーの日、毎年、
「し、しまったな。
こんな素敵なお返しをいただいてしまって、
それならバレンタインデーであんなにケチるんじゃなかった。」
と申し訳なく思う。
海外だとバレンタインデーは、
男性から女性に、
しかも恋人同士だけなんだよね。
確か女性から男性にあげるのは、
日本と韓国だけだっけ?
デパート産業の戦略だね。
バレンタインデーって、一応、キリスト教の聖人である聖ヴァレンティヌスのお祭りで、キリスト教圏の文化だけど、
意外なことにモロッコ系フランス君も、モロッコでもバレンタインデーがあるって言ってた。
そしてホワイトデーがあるのは日本だけ。
世界イケメン祭りの男性たちと、
バレンタインデーとホワイトデーについてメールで話した。
「日本人妻は、夫が会社でもらってくるバレンタインデーの義理チョコを楽しみに待っている。
バレンタインデーの夜は、夫婦でお菓子パーティーだね。」
世界のイケメンたちは、
「日本人妻は、心が広いな。
僕の国だと、夫がバレンタインに他の女性から、プレゼントをもらって帰ってきたら、妻がヤキモチ妬いてケンカになるかも。」
「まあ、義理チョコだからね。
むしろ夫が会社で義理チョコを全然持って帰ってこなかったら、
妻は『え?うちの夫、もしや会社で嫌われてる?』って心配するよ。
だから私は、上司の奥様を案じて、
上司にバレンタインデーに義理チョコを渡す。
『あなたのご主人にお世話になっています!
ありがとうございます!』の意思表示かな。
そして面白いことに、ホワイトデーのお返しもたいがい、奥様が選ぶんだよ。
嬉しかったのは、
かわいいリップクリームのセットとか、
フランフランやLUSHの入浴剤とか、
ロクシタンのハンドクリームとか、
ムーミンのペンケースとか、
かわいい猫の形のクッキーとか。
明らかに奥様が選んでくださっているよね。
(※私もそうだった。
その昔、夫が持って帰ってきた義理チョコをきちんと数えておいて、なるべく女性に喜ばれるかわいいお返しを選んで持たせた。
「すみません、夫がお世話になります。よろしくお願いします。」という気持ちで。)
そう考えると、
バレンタインデーとホワイトデーの義理チョコって、
実は女性同士のお礼の言い合いなのかもね!」
なんかおもしろいよね。
私の会社のデスクには、
猫のカレンダーを置いているのだが、
おそらく上司や同僚が奥さんに一応話すのか、
「あ、この女性は猫が好きだよ。デスクに猫のカレンダーを置いてるし、確か猫を飼っているはず。」みたいに。
ホワイトデーのお返しに
猫系が多いのも、
ちょっと嬉しい。
金曜日の夜。
今週いただいたホワイトデーの豪華なお返しを、
紅茶を入れて、いただきまーす
そして。
来年のバレンタインデーは、あんまりケチらんとこ。
(毎年、ホワイトデーにそう思う。)