「ちはら町並み美術館」閉館のご案内
南牧村砥沢宿 (群馬県) 骨董品のように建築にも古くなればなるほど深みや趣を増して美しくなるものがあります。法隆寺や白川郷の民家がその良い例かと思います。このような建物はたいてい地元で産出された木、土、石、紙などの自然の素材で主に造られています。天然素材はアルミ、ステンレス、プラスチック、ガラスなどとは違い生命力を持っているために、時が経つにつれて風化し老化し色あせて徐々に変化します。変化するに従い、周囲の風景とも見事に調和し、その場で生活する人々の心情とも違和感なくマッチし共生していくように思われます。 以上のような考えのもと、2003年「ちはら町並み美術館」を父祖の地巣鴨に設立しました。それ以来多くの報道関係、美術、博物館関係の皆様、さらに巣鴨町会の皆様にはお世話になり心より厚くお礼申し上げます。ただ、この度私をはじめ関係者が高齢化し、当美術館の運営が困難となり、9月30日をもちまして閉館する次第となりました。永い間のご愛顧誠に有難うございました。尚、私の全作品は、現在ブログ、ユーチューブに収録されておりますのでご覧いただければ誠に幸いです。 2021年8月8日(日) 千原 昭彦夫 千原 昭彦は令和3年9月26日(日) 83歳で永眠しました。