二年ぶりに、中国舞踊公演を見に行って来ました
今回初来日、中国西安・陝西省歌舞劇院「長安の月」の舞台です。
西安は、昔「長安」と呼ばれていました。
その西安には、唐歌舞を上演する劇場や、歌舞団がたくさんあります。
ここの陝西省歌舞団も、私が西安に行く時は、必ず訪れる歌舞団の一つです。
唐の玄宗皇帝と楊貴妃時代の宮廷、唐歌舞が主ですが、今回の作品は、
遣唐使として唐に赴いた「阿倍仲麻呂」を主人公にした舞踊でした。
物語は、仲麻呂が唐に向かう船から始まります。
唐に着いた仲麻呂を、玄宗皇帝や楊貴妃は歓迎し、踊りや歌、楽器演奏、四季を通じた祭りや
人々の生き生きとした暮らしの踊り等が繰り広げられます。
その中で、仲麻呂が詠んだ望郷の歌。
「天の原、ふりさけ見れば春日なる、三笠の山に出でし月かも」
仲麻呂役は、中国語と日本語で詠いました。
西安に行った時、仲麻呂の碑がある公園まで行って来ました。
碑には彼の功績と、この詩が中国語と日本語で刻まれていました。
舞踊の多い作品の中、ストーリー性のある中国舞踊は少ないので、とても感動しました。
舞台効果や照明、音響、字幕、衣装はきらびやかで豪華です。
踊りも素晴らしいです!
イナバウワーさえなかったら、一緒に踊りたい・・・と思ったあはは・・・
わたしゃ「踏歌」だったら踊れるぞ~(ほんまかいなっ)
しかし今回残念だったことが一つ!
DVDが売ってなかったっっっめっちゃショック~~~っ
これを楽しみに来たのにぃ~~~っ
このDVDやビデオは日本公演の分です。
中国で買ったものもありますが、写真に載せられないくらいの数です。
いいかげん整理したいと思っていますので、近くアップして販売します。(100円~)
ダンスなどされている方、振り付けにレッスンも入っていますのでいかがですか?
(楽オクにも出そうと思っておりまする・・・)
公演は、五月から七月中旬まで。この後、北海道、東北、東京でも公演されるそうです。
普段、なかなか見ることの出来ない中国舞踊、一度ご覧になれば、その美しさの虜になりますよ~
又、こちらは神戸の浜田・貞松バレエ団とのコラボです。(これは民音とは関係ないそうです)
最後に一言。
私は○○党でも○○○会員でもありませんよ~