紳士的さんとの3回目面談を終え、帰宅しました。


結果から言うと、今回で終了です。


以下にご報告します。



今日のプランは「散歩」とのことだったので、紳士的さんはいろいろ寄り道どころを考えてくれていたみたいで、行ったことのない場所やお店に立ち寄って、紹介してくれた

私はここに越してきてまだ間もなく、仕事にかまけて全然エリアに詳しくないので、ありがたかったです。


で、紳士的さんお気に入りのオシャレなレストランに行って、ランチとなりました。

お店に入り、席に着いて。

「・・・・・・」

言葉が出ない。

両者、言いたいこと、聞きたいことがあるんだけど、口に出せず、みたいな雰囲気だった。


しばらくすると仕事の話や旅行の話などで、普通に会話が始まった。

でも、沈黙もけっこうあって、なんか、ただ黙々と食べた、って印象


食べ終わると、すぐに「じゃ行きましょうか」と言うので、席を立つ。

お会計はいつものごとく、さっさと済ませてくれた。

お店の外で、「いつもほんと悪いので、払います」というと、紳士的さんはまた軽く往なしたんだけど、「またご縁があれば」 って言ったんです。

え? と思ったんですけど、もちろん追及できず。

まあ、確かに会話は弾んでなかったけど・・・。


どうするのかな、と思ったら、プランがあったみたいで、またしばらく歩いて、いろいろ見せて歩いてくれた。

このお店はこれが有名なんです、とか、いつもこれをおみやげにするんです、とか。

いっぱいお店知ってるんだなーという印象。


しばらく歩いて、どこに行くのかと思ったら、紳士的さんの勤務先だった。「ここなんです」と教えてくれた。

休日で開いてないし、もちろん外観だけ。

便利なとこにあるんですねー、とか言いながら、しばらくまた歩くと、河原へ。

そこからけっこう長いこと歩いて、散歩しました。


散歩中は、お互いの実家のペットの話とか

実家の犬が甘やかされてしまって言うこと聞かないので、帰省すると「コラ!ってギュッと絞めるんです」と、体を押さえつけて言うことを聞かせる、と言った時、ちょっと引いた

動物は家族の中でも順位をつけるから、人間は上位にいないといけない、と、厳しく体で教える、と言っていた。

まあ、分かるけど・・・なんかちょっと、怖いな、と感じた。


とにかく、ここまで、「子供の話」とか「金銭感覚の話」など、全然核心に触れられずにいた

そういう雰囲気にならなかった。なんか、お互い扉を開けられずにいる、みたいな・・・。


そんな中、河原をずっと歩いてると、ちびっこたちがサッカーをしてたんです

高校までサッカーをしていたという紳士的さん、そのちびっこたちを見るやいなや、夢を語り出した。


「僕は子供には、性別によるけど、サッカーかピアノを習わせたいんです。男の子だったら、サッカー自分でも教えられるし。そのためにも、早く欲しいと思うんです。教えるのに体力的なこともあるし


タイミングとしては、この時だったんだろうけど・・・夢を語られた後に、「できなかったら?」なんて、現実を突き付けることは、できなかったです。

結局切り出せず、お茶をしましょうとカフェへ。


カフェの中でも、話は弾まない

質問攻めにして疲れさせた、という前回を踏まえると、あんまりこっちが質問するのも、と思うと、極端にも何も聞けなくなってしまっていた

でも、向こうも何も聞いてこなかったんですよね。

「次回はこちらもいろいろ質問させていただきます」って、前のメールで書いてた割には。

やっぱりあの雰囲気のせいだろうな。


甘いものが苦手と言っていた紳士的さんだったけど、「ケーキ食べませんか?」と、私が甘いもの好きだということに配慮してと思われるジェスチャーも見られました

無理してるようには見えなかったけど、ケーキひとつペロッと平らげてました。

いい人だなと思った。


でも・・・なぜか、話が前回と打って変わって、弾まない

文章にはなかなか表現できないけど、やっぱり、「違い」を感じるんです

雰囲気とか、話し方とか、・・・何か、相容れないものを、ずっと感じてしまってました。

「尊敬」できそうな部分・・・やっぱり、分からない。


カフェを出て、さらにお散歩を続け、ポツポツと話もしましたが、この辺から私が、このままだと何の収穫もない一日に終わる!と危機感を感じ、今のお仕事のことについて聞きました

臨時とか契約社員じゃないか、はっきり分かってなかったので、その辺を探れれば、と、何とか話題を持って行って、今のお仕事は正規であること、数年後には昇格が確実であることなどは、聞き出せました

ちょっと安心はしたものの・・・なぜか、これが私の気持ちを大きく揺るがすような感覚は持ちませんでした


世界観の違い?何か、私と合わないものが、前回よりも大きく感じた

それに加え、大きいのは、やっぱり子供に関することですね。

断然、「結婚したら子供!しかも、できるだけ早く!!」って思いが、今日もひしひしと伝わってきた。

すごいプレッシャーと、悲しい気持ちを感じました。

年齢的に出来ない可能性があるって、前回も前々回も、伝えているのにも関わらず、理想を語る紳士的さん。

「もし子供が授かれば」との一言前置きをしてくれるのならば、全然話が違ってくるんです

それが全くないんです。毛頭ない、って感じ。結婚したら即子供!これ当然!!みたいな。


駅に着いて、隣どうし座っても、話があんまり出てこず。

しーんとしたまま、紳士的さんの駅が来て、「今日は寒い中歩かせてすみませんでした。それじゃあ、失礼します。」


私も、「いろいろ連れて行っていただいてありがとうございました。失礼します。」


これで終わりだなーと、思いました。

ちょっと寂しいと感じたけど、でもまた会いたい、とは思えない自分がいます。

紳士的さんも、同じ気持ちじゃないかなと思う。



4時間ちょっとの面談から帰って、1時間半後くらいに、メールが来ました


「今日は寒い中長い間歩かせてしまい、すみませんでした。お体に障ってないといいのですが。

明日からのお仕事がんばってください。それでは。」


もちろん次のお誘いはなかったけど、これだけかー・・・。と思った。

で、どう返事をしようか、と考えた。


私も似たような返事にして、曖昧にフェードアウトもできるかな、と思ったけど、どうも、今日私が言いたかったことが言えなかったことが引っかかってました

つまり、「女性のタイムリミットを認識しておくべき!」 ってことです。

これって、伝えてないと、今後の紳士的さん自身の婚活や実際の結婚で、また女性を傷つけることになり得ると思ったんです

おせっかいな話だけど、私が紳士的さんとの先を考えられない理由もやっぱり伝えておかないと、とも思ったし、あの短い紳士的さんのメールに、長文で返信しました。


・今日のお礼

・楽しくお話ししたかったけど、気になっていることが引っかかっていて、結局話が弾まずに申し訳ないと思っている

女性のタイムリミットについて、知っておいてほしいと思います

・女性は35歳を過ぎると、急激に自然妊娠の確立が減るとされている。

・タイミング法で30%、人工授精で40%、体外受精で60% とも言われています(正しい数字ではないと思いますが、難しいことなんだ、ということを強調したかった)

・実際、私の同級生で近年結婚した子たちは、まだ授からなかったり、流産したりしているので、自分も楽観できないと感じている。

・紳士的さんの、結婚したら必ず子供、という考えが、前回のメールや今日のちびっこサッカーの時にひしひしと伝わってきて、年齢的に子供が出来ない可能性も多分にある私には、とても申し訳なく感じた

・紳士的さんのように将来設計がしっかりしていて、オシャレで笑顔の素敵な人には、きっともっと若い女性とご縁があると思います。

・紳士的さんに一日も早く良縁が訪れることを、心よりお祈りします。


と、言いたいことを全部書いて、送信しました。


何かがどうも合わないと感じる、との部分は、もちろん書きませんでしたが、でも子供の件だけで立派な理由になるだろうと思いました。



とてもすっきりしています。


私は性格的に、白黒つけないと気持ち悪いんですよね。だから、これで、また前向きに頑張れる気がしてます。



紳士的さんと今日会っていて、この人は違うんだな、と実感している時、またチラチラ、元彼のことを思い出した

でも、前みたいに、「また会いたい!元に戻りたい!」とは、思いませんでした。

もう戻れない、という事実が、脳の中にガッチリくさびで打ち込まれている、そんな感覚があります

これは進歩だなー、と、自分で思った。




なんか・・・、


この今日のブログを書き始める前までは、正直、紳士的さんとのご縁が終わることに、ショックがあった。

でも、こうやって、あったことを全部書いてると、気持ちがとても整理されて、すっきりしてるのが分かります


ブログって、偉大だなあ~~~ \(゜□゜)/


思うと、元彼との決別も、このブログに書くことによって、できた気がする。


紳士的さん、紳士的なエスコート、本当にありがとう。とても嬉しかった。

こういう人もいるんだ、と、本当に励みになった。

また、こういう紳士的な人に、出会えるよね。


次の出会いに前向きに、頑張ります!! \(^_^)/