今年の春、実父の癌が再発し、

阪大から自宅での治療に変え

ヘルパーさんや、看護師さんや、

訪問医療の先生に来ていただき

なんとか過ごしてきた。


夏前にだいぶ弱り

親戚もかけつけて見守っていたが

ちょっとづつ回復し

杖付きながら外にも出れるようになってきたので10月半ばには淡路に1泊旅行に連れて行く事ができた。


ほぼ車でも民宿でも寝たきりで

それ以外は車椅子で移動だったが

綺麗な淡路の景色をみて

美味しいものを食べれて

しんどくなりながらも満足気の父の様子に

私も嬉しかった。


その後もまだ大丈夫そうだったので

11月頭に

武庫川のコスモス畑を車椅子で見に行き、

そのまま西宮のヨットハーバーに

夕焼けを見にドライブでき

喜んでいた父だったが

もう体中黄疸が出ていることに気が付き

目も黄色になっていて

ハッとした。


近いんやなぁと思いながら

楽しくドライブを終え帰ってきた。


それから1週間ちょっと

もうベッドから起きるのがしんどくて

顔も黄色いまま

お食事も1口だけ。

いよいよかもしれない。

あとは

痛みなく穏やかにいってくれたら

いいかなと願うばかり。


弟がどうしても会いにこれてなくて

仕事の都合で20日過ぎにはこれるとのことだが

間に合わないかもしれない。


なんとか悔いなく

会えるといいのだが…。