こんにちは。
今回は終盤について書いていきます。
終盤で最も大事とされているのは「速さ」です。
ついたて将棋は相手よりも早く玉を詰ますゲームなので、終盤では駒の損得よりもいかに早く相手玉を詰ますかが大事です。
そこで今回は、終盤で勝ち切るために注意すべきことについてお話ししたいと思います。
〇終盤は駒得より速さ
上でも述べましたが、終盤は駒得よりも速さが大事です。
例えば1枚目のような局面では、相手の飛車がタダなのでつい取りたくなりますが、
2枚目のように▲8二金と打てば相手玉を詰ますことができます。
もしここで▲2二角成として相手が△2八金と打つと、今度はこちらの玉が詰んでしまいます。
このように、終盤は駒の損得よりも相手玉を詰ますことのほうが大事だと言えます。
〇攻めるか受けるかの判断
基本的に、王手のかかっていない局面では、攻める選択肢と受ける選択肢があります。
それぞれの局面で攻めと受けの期待勝率が高いほうを選ぶわけですが、
自玉より相手玉が先に詰みそうならそのまま攻めればよく、逆に自玉が先に詰みそうなら受けに回るしかありません。
自分と相手の玉を見比べて、どちらが早く詰みそうか考えながら指すようにすると良いと思います。
〇玉は包むように寄せよ
寄せとは、相手玉を追い詰めて詰ましにいくことです。
本将棋には「玉は包むように寄せよ」という格言があります。
相手玉を包囲して逃げ場をなくしてから詰ましましょう、というような意味です。
例えば上記のような局面で2枚目のように王手をかけると3枚目のように逃げられてしまいますが、
このように先に逃げ道を封鎖することで詰ますことができます。
ついたて将棋では逃げ道を塞いでおかないと相手玉がどこに行ったか分からなくなってしまうことが多く、このような退路封鎖はとても大事です。
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