meguru178のついたて考察

meguru178のついたて考察

ついたて将棋のことをたまに気が向いたら投稿してます。


ついたて将棋は面白いですよ!ここでしか味わえない楽しさがついたてにはあります。皆さんもぜひ一度遊んでみてください。

※当記事は不確実な要素を多く含みます。


ついたて将棋をしていると、不運な負け方をした人の阿鼻叫喚を観測することがあります。

自分のミスで負けたならともかく、運のみによって理不尽に負けることは自分含め多くの人にとって強いストレスだと思います。


そこで、運の影響をなるべく減らすためにどうするか、私なりの考えを書いていきたいと思います。


運負けが減るということは、実力不足による負けの割合が増えるということでもあります。

実力不足による負けは次以降の対局で改善できる可能性があり、それら全てを改善した先には最善の指し方に辿り着くと思われます。


ここで私が言いたいのはその対局でいかに勝つかということではなく、どのようにして内省を繰り返すかということです。

その意味で、対局に臨む姿勢の出発点としてはそれほど悪くないのではないかと個人的には思っています。



〇指し手の選択肢が広いほうが運の影響を受けにくい


それぞれの候補手の期待値は相手が1手指す度に更新されますが、このとき選択肢がより広いほうが、(多分おそらく)運の影響を受けにくいと思っています。


以下のような条件を満たすとき、選択肢が広いといえるかと思います。

・候補手の数が多い

・それぞれの候補手に関連性が(ほとんど)ない


かなり適当な計算で厳密性に欠けますが、

それぞれの候補手について期待値が上振れる確率を仮に0.1、候補手の数をnとすると、各候補手の期待値が独立であるときにいずれかの候補手が上振れる確率は 1 - (1 - 0.1)^n であり、nが大きいほど上振れを引きやすくなります。


下振れを引く確率についても、仮に各項捕手で4割下振れを引くとした場合でも、すべての候補手で下振れを引く確率は 0.4^n となり、nが大きいほど下振れにくくなります。


候補手が無数にあり、それぞれの関連性が限りなく薄い状態が運の影響を排除する上で理想的ではないかと個人的には思っています。


「指し手が分かりやすいほうが勝ちやすい」という指摘があるかと思いますが、実戦的な勝ちやすさについては考慮していません。

むしろ選択を間違えて負けた場合はそこが次以降の改善点になるため、それでよいと思います。



〇選択肢が広い状態とはどのような場合を指すのか


①持ち駒が豊富


盤面にある駒よりも持ち駒の駒のほうが移動先の選択肢が多く、選択肢が広いといえそうです。


②駒が密集していない


駒が密集していると移動先が自分の駒で埋まってしまうため、選択肢の広さという点では駒密度が低いほうがよい状態と言えそうです。

特に駒が密集したまま局面が膠着状態になった場合、指し手に困る場合が多いのではないでしょうか。


参考:

最適駒密度の存在(仮説)


選択肢の広さという点では駒密度が低いほうがよい状態ということになるかと思いますが、(仮にそうだとして)一方で駒同士の連結が良いほうが望ましい場合も実戦では多々あります。


駒密度が高すぎても低すぎてもデメリットがあるため、駒組みにおいて最適な駒密度があるのではないか?とぼんやり思っています。

(ただし根拠が不確実、かつ論理が飛躍しすぎているため限りなく妄想に近いものだと思われます)


ここでいう最適とは、指し手や陣形の確率分布で最もボリュームのある(山が高くなっている)箇所のことです。


③盤面の駒に多くの使い道がある


駒を動かせる先が多くても、それらがそれぞれ有効な指し手であるような状態であるためには、複数の目的で使える『良い位置』に駒がいる、そのような駒が多くいる状態が、選択肢が広い状態だと思います。


曖昧な表現にはなりますが、すぐには役に立たなくても後々になって色々なシーンで使えそうな『ふわっとした手』であったり、攻めにも受けにも利いている『味の良い手』などが、

選択肢の広さという点でも良い手になりそうな気がします。



〇考慮するべき前提について


ここまでの話はすべて現局面で複数の候補手の期待値(の見積もり)が等しいことを前提として、次以降の候補手が運に左右されにくくなるようにするには? ということを考えています。

あくまで複数の候補手のうちどれを指すか迷った場合の1つの判断材料としての話になります。


また、駒密度や選択肢が云々という話から、バランスのよい陣形を組めば負けにくくなるのか? というと、必ずしもそうでもなさそうに思われます。

バランスの良い陣形を作るには手数がかかりますし、その間に攻めたほうが勝てるのではという話もありそうです。

終局までに役に立たなかった指し手はすべて手損になってしまうため、序盤では1手指すごとにマイナスが積み上がっていくと考えたほうがよいと思います。

実戦で具体的にどうするべきかということを考えるのは、現時点ではかなり難しそうです。


加えて、これらは初期配置や駒の動きなどによる将棋特有の性質をすべて無視した話であり、実際には居飛車速攻が強いとか、玉位置をどうするとか、より多くのことを考える必要があります。



〇では、実戦ではどう指せばいいのか


それがわかる人は私より強い人だと思います。




ここまで長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。