私は小説や漫画が大好きだ。
その紙の束にその中で物語があるから。
そこには喜怒哀楽がつまってて、とても味気ない私の周りとは違うんだ。
だから、読み始めていくといつの間にかすごいページ数を読んでいたことに自分でも驚いたりする。
そして、読み終わって本から目を離すと
そこには私の嫌いな世界が一瞬で広がった。
友達の前では
あの登場人物のように笑ってみたりしたけれど、
「あぁ、きっとあの登場人物はこんなときこう思ったのかな。」
頭がぼーっとしすぎて、自分のことがリアルに考えられなかった。
なんでここにいるんだろうって、なんで私は生きてるのって、答えが帰ってこない質問を空に投げかける。
楽しいはずなのに、楽しいって笑えない。
「仲が良くていつもこの友達と一緒にいる」って胸を張って言えることにずっと憧れていたのに、めんどくさくて独りになりたいって思う事があるんだ。
きっと、私が物語りの登場人物だったら
周りにあわせて笑ってるだけの
台詞がなくて、きっとメインの登場人物みたいに綺麗に書いてもらえないぼんやりした「こいつなんていたっけ」って役なんだろうな。
魔法使いのおばあちゃんが助けてくれる、可哀想なクラスの省かれものでもないから
誰かが見つけてくれるなんて期待してない。
こんなことを考えてるから、なにもかもが味気がなくて色も抜けた色褪せたような曇の空なのかな。
いつかこんな日常が
かわるといいな。