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思い掛けないものが関わり合って
世界の均衡は保たれている。
或いは、ある場所を変えるためには、
全く関係のない場所を変える必要が
あるタイミングで出てくることがある。
過去にこのブログかメルマガに
恐らく書いたことがあると思うのですが、
子どもの頃、レンタルビデオ店で毎週借りていた
『トワイライトゾーンへようこそ』というシリーズものがありました。
その中のお話で非常に印象的だったものがあります。
とある老人がゴミ屋敷のようなところに住んでいて、
周りに迷惑をかけていました。
他人からはゴミの様に見えるその装置は
ゴミが複雑に絡み合って出来上がっています。
その老人は彼にしか聞こえない声を聞いて、
その装置に毎日、
その声に指定された何かを集めて加えているのです。
で、その装置は実は『世界の均衡を保つ装置』であり、
声の通りにやらないと、
世界はバランスを欠いて災害や大事故や
戦争が起こるというお話でした。
私はこの話を見た時に、
なんとなくこれは真実のように思えました。
ゴミの装置がどこかにある
とかいう話ではなくて
全ての事は、思いもよらない関わり方をしていて
ほんの些細な事を足したり引いたりする事で
大きな変化を遂げるだろうと思うという事です。
大抵の人は人生で大きな変化を迎える前に
人間関係をはじめ
環境に変化が生じてくると思います。
電化製品が壊れたり、
誰かと大喧嘩して別れるとか
破壊が起こりやすくなります。
そして、今まで似合っていたものが
似合わなったりする『違和感』で
手放したり、
いつも行っていたお店が急に引っ越すなど、
離れていくものも出て来ます。
自らが放っているモノが変わったので、
環境がそこに合うように調整されていくという感じなのです。
全てバラバラとあっちこっちでまばらに起こる為、
大抵は『いつの間にか』
前とはかなり違う環境になっているのです。
離職するとか、離婚するのように
自ら大きな選択を迫られることは
人生の中ではまあまあ稀で、
実はもう少し地味に
ジワジワ変わっていったことや
少し変えてみたことが
めちゃくちゃデカい変化になっていることは多いのです。
で、さらに言うならば、
でっかい決断をしても
自らが放っているものを変えられなければ
寄せ集まってくるものが変わらないので
体感として環境は変わりません。
トワイライトゾーンの
おじいさんのゴミ装置で言うならば、
声の主が変わらないと、
ずっと同じ世界のバランスを保つ装置を作り続ける
という事になります。
世界を作り上げるために
あなたに語り掛けてくれる声の主は、
『本来の自分』であるべきなのです。
あなたが自分の中に作り上げた正しさ、
幼少期に思い込まされた事であってはならないのです。
で、実際にその『本当の自分の声』というものは、
今日はあのゴミを集めろ、くらいに
全く生産性のない訳の分からない事を言い出すことも多いのです。
それを愚直に聞けるか聞けないか、
で人生は大きく変わりますよ。
伝わるかな？
伝わるといいな。
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