めぐみの米づくりダイジェスト | 無農薬•無肥料•自然栽培 めぐみ農場

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農場の気まぐれなブログです。

先日、めぐみ農場の田んぼでは田植えを行いました。


今日は様々なことがあった今年初めての米つくりをダイジェストで皆さまにお知らせしたいと思います。


まずは

種籾の選別


今回仕入れた、コシヒカリの種籾です。


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そして消毒

ガスで火を通し60度まで上げて約10分ひたします。
通常は〝ベンレート”という農薬をつかって消毒をしますので、苗を仕入れている限りは完全無農薬とは言えないわけですね。



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その後、塩洗水

不完全な種籾を見つけるために行い作業で、塩を入れ比重を1.08にした塩水に種籾を付けます、
すると、発芽しない種籾は水表面に浮きます。

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そして、浸種


浸種とは種籾を催芽(発芽)させるために水に浸けて吸水させることで、一般に積算温度100℃で発芽すると言われてます。


3月30日に浸種をしました。


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4月4日 水が白濁 甘い香り






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そして一方では7、種まきの準備


8反分 160箱の土入れをしました。
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そしていよいよ種まきですが

の前夜 種籾た ちは マコト君と一緒に風呂に入りました。
発芽を促すためにやるそうです。

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そしていよいよ4月11日には種まき
育苗箱160個を外に並べでまんべんなく水をかけます。

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最後に水をあげて


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育苗機にいれ温度をかけます。



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3日後には芽が出揃い ハウスに移動

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苗が5センチ~10センチになったら、光に当てて緑化を始めます。

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これと並行して、苗代つくりです。

田んぼの中に畦を切って苗代を作ります。

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そこに苗を並べても凸凹しないように土台をつけて

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苗箱を並べて
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水を入れます。

苗たちもやっと自然の中に出れて嬉しそうですね。

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そして5月9日いよいよ田植え

なんせ初めてなので、田植機の使い方も・・・・・????

お世話になっている石川農機の社長に教えていただきながら。

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田植え開始です。

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午前中で6反すべての田植えが終わりました。

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今回当初は8反の予定で進んでいましたが
水のことや、準備不足もあって6反しかできませんでした。

残念ですが、まあ初年度だしこれくらいでいっかということで。

そして、12日はイベントで手植えで田植えを行いました。
みんなどろんこになって楽しそう!

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機械はきちんと揃って植えることができますが、手植えはどうしてもバラバラ。


でもそれも人間らしくていいですよね。


そしてこの日手植えは1日かけて1.5a位出来たかな? 機械だとあっという間だけど・・・・ 手作業は大変 昔の人はぜんぶ手作業位 大変な作業だったんだなぁ~と改めて思います。


皆さん、米作りって結構大変なのを分かっていただけました?


なので今はほとんど、苗はJAなどから大量生産のもの買って使っているのが現状なのです。


さらには、田植えや稲刈りもオペレーターという大きな機械で作業代行をする人たちにお願いしています。 年齢が上がった百姓さんや、米の価格が下がって機械を購入できなくなったら、田んぼを維持するためにはお願いするしかないというのが現状。


致し方ないのかもしtれません。 私たちも、昨年は米つくり の「こ」の字も知らずに農場にやってきたので、引き継いだ方がやっていたままをオペレーターに矯正されかけました。


とは言っても、私たちは自然栽培を目指しているのでそれを鵜呑みにするわけにはいきません。


無農薬・無肥料でやりたいというと。 「そんなことできるわけがない」 「草が伸びて稲刈りできなくなったら、俺たちはできんから」 と言われて、2反を自然栽培で、残りの6反を除草剤を1回使った有機肥料、EM栽培にしました。


これもまぁ、私たちのことを思ってなのかもしれませんが、なんだかしっくりこないことも多かったのは事実です。


そんななか、今回全て自分たちでやることにしたのは費用面が一番の理由です。


米つくりって莫大な費用がかかるんですよ。


1年を通して春・秋作業でなんと84万円 一般的に10反で約75~80俵 のお米が取れます。


現在の米買取価格  1俵12000円~15000円  安いものだと10000円なんて価格もあるようです。


すると80俵 で 96万 ~120万 他に水組み上げるポンプのガソリン代や包材費・・


一体いくら残るの?


消費者目線で安ければいいという流通のあり方が、農家を苦しめ、農業ばなれを引き起こしているのって当たり前だと思いませんか? これが昨年私たちがオペレーターに払った代金の請求書です。


これが昨年私たちがオペレーターに払った代金の請求書です。

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実は春の請求書は最初hこの金額より10万円以上高くき65万円できました。


なんでこんなに高いの? よくよく見ると、縦計が違うではありませんか?


そしてこの請求書に直してもらいましたが、そのまま払っていたらと思うとゾッとします。


その請求書もありますが、悪意はなかったと思って、ここで出すのはやめておきますね。


でも、これが現状なんです。


このままでは日本の主食米を作る生産者(専業)がどんどんいなくなってしまいます。


そしていい米を作ろうという意欲も・・・


一昔前の農業は繁忙期には多くの人が関わって助け合ってやってきました。


これから農業を発展させていくのは、そこに戻っていくしかないと思っています。


企業や商社が農業に参入するという話をよく行ききますが、どこまで資本の原理を働かせれば気が済むのか?と思います。


人に土と書いて生きるになります。


土の匂いがしない、虫や微生物もいない無機質なところで私たちの生の源となる米や野菜を作っていくことが本当にいいことなのか?


今一度考えてみる必要がるような気がします。、


そんなことで めぐみ米作りサポーターを募集しようと思います


今年のお米はご存じのように種籾から自らの手で作ったお米で昨年よりさらに価値も高まると思います。


そんなお米を、今年のめぐみ農場のお米つくりを通して応援をしていただける方に優先的に販売させていただきたいと思い以下の通り“めぐみお米サポーター”を募集いたします。


◆1俵買いサポーター 10名様 昨年度産の特別栽培米の一俵(60キロ)を30000円で1俵買いをしてくださる方。

現在の販売価格は10Kg6000円なのでお値打ち価格となっています。


お米の受け渡しは量が量ですのでめぐみ農場の冷蔵庫で保管しておいて定期郵送で 毎月10キロづつ、もしくは10キロで2回配送、もしくはめぐみ農場に取りに来て頂いてもかまいません。


なお送料はご負担願います。


◆栽培実働サポーター 20名様  米の栽培期間(5月~9月)を通して、5回(平均月1回)めぐみ農場で半日以上米つくりのお手伝いをしていただける方。


作業は主に田んぼの草取りとなります。 (栽培都合上、他のお手伝いをしていただくこともありますので、ご了承ください。)  


※どれだけのお米を皆様に優先販売できるかは、収量次第となります。  以上、よろしくお願いいたします。


お申し込みはHPから


http://www.meguminojo.com/ お米サポーター募集/


実働の方はお名前の前に「実働サポーター」とご記入ください。