曲つくった。潮騒潮騒幾度の夢を見ていたのだろう今はただ刻まれる時を感じながら身を任せる水平線は何処までも青く気に病むことなどもう何一つ残ってはいないわ私の声が小さく水面を揺らしてあなたのことをこうして呼んでいる白く弾けた淡い水しぶき頬に溶けてゆけば火照った肌を少しだけ宥めて強く照り返す太陽はまるで此処だけに降り注ぐように私たちを包み込んだ私の声があなたに届いた時にはあなたは既に私の手を引いて微かに見えた朧気な時を紡いで何時しかそっと時間を越えてゆく