「京都アニメの"ツルネ"の聖地」

 

京都アニメーション制作の「ツルネ(弦音)」の聖地と知った長野高等学校。

ツルネは、高校の弓道部を舞台にした青春アニメです。

       ★「ツルネ」

          https://ameblo.jp/megumico-agri-a/entry-12551929829.html

 

長野高等学校は、今年、創立120周年を迎えた歴史ある高校です。(1899年・明治32開校)

つい先日、長野県の地方紙で「長高新聞 長野高校創立120周年記念特別号」を発行したばかり。

クラブ活動は、運動斑、教養斑、生活向上部に分かれ、42の部活がありますが、

生活向上部にある新聞部の10名の部員が、特別号を編集したそうです。

 

 

特別号によると、校内には2003年に国登録有形文化財に指定された「金鵄会館」(旧南校舎)があり、1階には卒業生である池田満寿夫氏の作品が「池田満寿夫ギャラリー」として展示されています。

長野高校のシンボルは金鵄で、校章にもデザインされ、文化祭は「金鵄祭」、同窓会は「金鵄会」などと、金色に輝く鵄(とび)の名がつけられています。

日本書紀で金鵄がその光で神武天皇を勝利に導いたとされていて、1890~1947年には天皇陛下が金鵄勲章を軍人や軍族に与えていた時代背景もあります。

 

長野高校の金鵄健児たちが今年から行っているNGPという活動は、文部科学省「「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受けているそうです。

NGPは、長野グローカルプロジェクトの略。

「グローカル」は造語で、グローバルとローカルを掛け合わせたものです。

長野のローカルな問題を、グローバルな視点で解決するという研究活動を目指すそうです。

 

京都アニメーションのツルネはその時のスタッフによって遺された作品で、新聞も様々な記録もすべてはその時代に遺される歴史、そして文化になります。

今あるものに、ときめきはあるのか…。

まるで"断捨離"の理念のようですが、ひとつひとつのモノ、コトを大切に受け留め、考え、

その時代に生きていた人に想いを馳せて、

遺したいものを大切に守って行きたいものです。

 

今、若者たちが何にときめいているのか…。

赤ちゃんも子どもも若者も、未来への成長途上の存在です。

何だか頼もしく、応援者の目で見る歳になっている自分がいます。