「出梁造りの旅籠…登録有形文化財に文化審答申」
先週の日曜に、同級会で帰郷した友人と「粂屋」のカフェに行ってみました。
旧小諸脇本陣主屋を改装した宿です。
★粂屋
学生時代に一時上京しましたが、30代まで暮らした街、小諸。
この脇本陣は小学生時代の通学路でしたので、坂道のため造られる家の前の石段を通っては道に飛び降り、その繰り返しをしながら帰宅したものです。
懐かしき街・・・。
旧北国街道沿いで加賀藩や高田藩などが参勤交代で宿泊したというこの宿は・・・、
脇本陣なので、家老や格下の大名が泊まり、旅籠としても賑わったそうです。
切り妻造りの屋根や「出梁(だしばり)造り」が特徴で、二階部分が前に出ています。
今年7月に、宿泊施設として復活し、その名は「粂屋」。
市が解体を防ぐために購入し、保存の努力をしています。
このタイミングで、文化審議会が15日に登録有形文化財に答申したという新聞記事がありました。
カフェでは、タピオカティーも愉しめます。
江戸時代後期の建築がこれからも遺されるためには、宿泊利用が必須です。
風情ある旅に・・・江戸の宿をご利用ください。