「春の足音が近づいています…」

 

毎年、「立春とは名ばかり…」というこの時季ですが、今日は文字通り“春”の訪れを感じる暖かな日でした。

このまま春になるほど甘くはないとは知りつつ、雪かきの少ない過ごしやすさに、春よこい、と願ってしまいます。

 

 

キッチンの苔玉も息づいてきました。

新たな芽が伸びて、葉も大きくなっています。

多肉植物も、根が伸び、小さな芽が出ています。

春はうれしいけれど、3月後半まではまだ気が許せません。

 

土が凍る深度が少ないと、ジャガイモの場合は、収穫で残された小さな塊茎が生きたまま残り、春、芽を出して雑草化(野良イモ)し、後作の生育阻害やジャガイモシストセンチュウの密度を高めたりするそうです。

 

地球温暖化で、農業では干ばつ、栽培適地の変化、病害虫の増大が懸念されています。

CO2の削減がまず求められていますが、メタン、亜酸化窒素などの削減も大切で、温室効果ガスの発生は、メタンはCO2の21倍、亜酸化窒素は310倍に換算されるそうです。

そして、これらは堆肥や緑肥などの有機物が土中にあると、発生を減らすことができるようです。

 

乾燥が続き、雪か雨が欲しいこの季節…。

雪から雨へと、ひと降りごとに春の季節が進みます。

ゆっくりと、いつものように春になって欲しいですね。