「斬新で粋な企画…家族のはなし2018」
上田市に行ったついでに、上田市の書店限定で販売されている本を買おうと書店に入りました。
長野県の地方紙である信濃毎日新聞の記事に載った、上田小県近現代史研究会「ふるさとで平和と戦争を考える」という本です。
探していると、思いがけない出合いがありました。
昨年末の信濃毎日新聞で掲載されていたイラストが、はがきセットになって販売されていたのです。
そのイラストは、イラストレーターで画家の木内達朗氏のもの。
池井戸潤氏の半沢直樹シリーズや下町ロケットシリーズなどの書籍装画も描かれています。
年末配達される新聞は、広告の添付も多く、忙しさも相まってザッと目を通して見逃すものも多くあります。
しかし、昨年12月29日の信濃毎日新聞特集号は、私にとって違うものでした。
「あれっ」
今までにない、新しい紙面…。
全紙をイラストと少ない文字で贅沢に使い、反転した裏字を透かして読む斬新さ。
本紙とは別に仕立てられた、信濃毎日新聞年末特別企画「家族のはなし2018」です。
家族だから言葉に出して言えない言葉を透かして読む、そんな紙面。
読者から寄せられた家族の言葉を元にして構成したそうですが、この紙面を企画した人の温かさも伝わってきます。
特集号の新聞は、私の永久保存版として取っておいたのですが、はがきセットに出合い、迷わず入手しました。
「家族に気持ちを伝えるポストカード」。
年末、次の時代を感じさせる清々しい感覚を覚えた紙面と一緒に、保存します。
★信濃毎日新聞PR特集 「家族のはなし2018」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000018892.html