今日からドイツで1年間留学です。

記録として書きます。




ドイツへ出発、正直何事もなく普通に飛行機に乗って、ドイツ留学生活1日目が普通に始まると思った。違った。不安がこみ上げてくる、荷物検査も税関も初めて一人で通過した、搭乗までの時間がこんなに不安だとは思ってなかった。


周りを見ると卒業旅行らしき日本人がちらほら。飛行機に乗って一安心、周りはガラガラ、快適に過ごせると安心。




LINEが鳴り、家族LINEから「デッキから見てるよ」と。窓から外を見ると手を振るマスクの3人、「見えたよ!」飛行機の中から僕も懸命に手を振った。



泣いてしまった。

寂しさと不安が押し寄せてきた。


飛行機は飛んだ。映画を一本、「かぐや様は告らせたい」面白かった。何も考えなくて良かった。着いてからのことが急に不安になった。「家に一年帰れない、ハグ(飼い犬)に会えない。新幹線に乗れるのか」叫びたいくらいだった。





家族LINEで「リュックの中に手紙があります」とあった。座席を立ち、手紙を取り出した。三通。一人ずつから。


一文一文噛み締めながら読んでいると泣いてしまった。

「すでに辛い、寂しい、一人で不安。」

大丈夫だと思っていたが、自分がいかに弱く不安を抱えているのかを理解した。


そして涙の理由として一番大きなものが、

「自分は家族に愛されている、応援されている」ということ。

心配をかけているのだと改めて思った。

家族には心配をかけてばかりだ。

中学2年の時のことを思い出した。あれ以来、泣かないようになったと思う。名古屋での一人暮らしの初日も正直不安で一杯だった、泣きたかった、けれども泣かなかった。僕が泣くとみんな心配するだろうと思ったからだろう。きっと心配していたと思うけど。



家族には心配だけでなく、迷惑ばかりかけてきた。申し訳ないと思う。立派に生きよう、頑張ろう、強く思った。











僕からも家族に対して書きたいと思う。







まずは父へ、最初にドイツへ行かせてくれてありがとう。世の中には家庭的に海外留学に行かせることができない人もいる。しかし我が家は僕が留学したいと言ったら、「行ってこい」とすぐに言ってくれましたね。僕は恵まれています。この間メキシコから5年間の単身赴任から帰国して、これから日本での生活ですね。やっと四人揃ったと思ったら次は僕が海外ですね。僕の分まで母と姉、ハグをお願いします。

中学2年の時の話をしますが、いじめに遭ってしまったとき、相手の親に怒ってくれたこと、部活を辞められずにいた時に、「辞めろ、俺が辞めさせたってことにして辞めろ」と言ってくれたこと。本当に嬉しかったです。僕の一番尊敬する人です。あなたのように強く生きたいと思っています。越えることが人生の目標です。








次に母へ、父が単身赴任で常に家にいない中で、バンコクという日本ではない土地で、小さい僕と姉を一人で育ててくれましたね。本当に感謝してます。きっと今の僕よりも遥かに大変でつらくて苦しかったのではないかと思います。だからこそ、今回の留学でも、口を酸っぱく色々準備をしなさいと言ってくれたのですね。もう少ししっかり聞いておけば良かったと後悔してます。家族の中で一番心配をかけてますね、同時に迷惑もかけてばかりです。申し訳ないと思いながらも、いつも甘えてしまいます。ごめんなさい。これからも心配と迷惑をかけるでしょう。名古屋で一人暮らしをして、家事の大変さというものを痛感しました。今までも家事をしてくれてありがとうと思っていましたが、やはり自分で経験した後では感謝の度量が違います。本当に感謝しています。これから恩返ししていきたいと思っています。育ててくれてありがとう。









最後に姉へ、泣き虫ですね。泣き虫です。感受性豊かなところ、長所だと思っています。4年間の京都での大学生活お疲れ様でした。次は就職して社会人ですね。知っていると思いますが僕はあなたの影響を大きく受けています。ピアノもback numberも乃木坂もすべて、あなたを真似して好きになったものがほとんどです。三つ離れていて、常に少し大人で、ずっと憧れであるのです。僕は自慢の弟ではないかもしれませんが、僕にとってお姉は自慢の姉なんです。辛いこともたくさんあったのに、いつも楽しそうに笑って、みんなを笑顔にして、羨ましいなぁと思ってます。中学2年の時に言ってくれた言葉覚えてますか?

「今、つらい苦しいと思ってることは、神様が乗り越えろって言ってる壁なんだよ、その壁は乗り換えられる高さしか用意されていないんだよ。だから今つらくても大丈夫だよ。」

この言葉は僕の中にずっと残っていて、救われた言葉です。ありがとう。

あなたは不思議な魅力を持つ人だと思います。人を惹きつける人だと思います。社会人、頑張ってください。僕もドイツから応援しています。











これを読んで母と姉は泣いているだろう。父はどうだろう。











一年という長い期間、毎日泣くかもしれない。

半年後に遊びに来る両親に少しでも立派な姿を見せられるようにまずは半年。