皆様こんにちは。今回は私の治療についてのお話です。
私の鍼灸は「アーユルヴェーダ鍼灸」と銘打っておりますが、実のところアーユルヴェーダの勉強を習いに行ったわけでもなく、アーユルヴェーダの師匠がいるわけでもありません。なので正当にアーユルヴェーダを習ってきた者から言わせると、「モグリ」と言われても何の反論もできません(笑)
ではなぜアーユルヴェーダ鍼灸と銘打っているのか。
それは、アーユルヴェーダの根底にある、霊性というものに師を通して触れ、それが私の治療の根幹を成しているからです。
師は私に「道徳と命について学んでいったら、どこに鍼を打てばいいかわかるようになるよ。」と、教えてくださいました。実際、私はそれによって治療ががらっとかわりました。本当に効果的な、喜んで頂ける施術ができるようになったのです。
なので私の治療は師なくしてはありえないのです。その根底精神はインドで説かれた霊性にある。その精神をもつアーユルヴェーダの名を添えたかったのです。
しかし実際は師からアーユルヴェーダも鍼灸も教わっていません(笑)道徳と命についてのみ学び、それを深めて治療に活かしています。
かといってアーユルヴェーダを何も知らないわけではありません。元々中国伝統医学を学んでいたのでアーユルヴェーダへの理解の助けとなり、独学で学んだ部分を臨床に活かしています。
アーユルヴェーダにもツボの概念があり、インドでも昔はスチ・カルマと呼ばれる鍼治療があったようです。しかし向こうの人にはオイルマッサージが最も合っていたようで、鍼灸の理論と技術は一部家伝でのみ受け継がれ、広く普及しなかったようです。
アーユルヴェーダが医学の源流と言われております。中国にアーユルヴェーダが伝わって中国伝統医学の基礎を作ったのか、中国国内で独自に発祥したのかはわかりませんが、独自と理論体系と方法をもった中国伝統医学が生まれました。
中国人はより現実主義が強いこともあってか、見えない領域でさえも現実的に突き詰めました。そのおかげでインドでは構築し得なかった経絡経穴の理論が出来上がり、それによって鍼灸治療の真価はインドよりも引き出されました。
それが日本に渡り、日本人に合った形で鍼灸の理論と道具が形成されていきます。
そのような伝統医学の精神と発展の流れを受け、私なりに学び身につけていったのが、現在の施術になります。
根底精神はインドの霊性、人を診る時はアーユルヴェーダ、中国伝統医学の知識を使い、鍼は日本人に合わせて発祥した管鍼と打鍼と灸法を使っています。
シンボルに使わせて頂いているこちらのマークは、背後の蓮の花が霊性を表し、その前にある3本の鍼はアーユルヴェーダのスチ・カルマ、中国伝統鍼灸、日本伝統鍼灸を表しています。
今まで学ばせて頂いた全てを発揮して、心を込めた施術をさせて頂きます。
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