前田五郎師匠が天国へ旅立たれました。

晩年はお会いできませんでしたが

若手時代、本当に可愛がって頂きました。

人に厳しく、ご自分にも厳しかった師匠。

私が若井みどり師匠と漫才師として舞台に立ってた頃、いつも舞台袖で観ていてくれて

漫才の難しさに悩んでる私を心配して下さり

出番後、すきやきを食べに連れて行ってもらった事がありました。

いつも厳しい表情の五郎師匠ですが

そのときはニッコリと優しい笑顔で

「めぐ、お前は上手い漫才を見せようとしすぎや、漫才はおもろかったらそれでええんや、

明日はもっと肩の力抜いて、普段喋ってるお前とおりで演ってみ」

と、言ってもらった事、今も忘れられません。


曲がったことが大嫌いで真っ直ぐな生き方をされた五郎師匠。

今、天国でボールド師匠と林会長と大好きな麻雀をしているかなぁ。


五郎師匠は個展をされた位の写真家で

私の写真もたくさん撮って頂きました。

その中の写真一部をアップ致します。

毎年恒例の吉本運動会のときです。

これは芝居の本読みのとき。

これは、本番前の舞台袖ですね。

師匠が撮って頂いたたくさんの写真、宝物にします。

五郎師匠、本当にありがとうございました。

合掌