今回は最近気になって購入した漫画。
【復習を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる】のレビューです。
レビュー初心者なので、まだ慣れていなく、前回は作品の目立った悪い点ばかりあげてしまってましたが、今回は魅力を引き出せるようにレビューしていこうと思いますので!!
では、第2回目の漫画レビューになります。
タイトル:復習を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる
原作:クレハ 漫画:あき
キャラクター原案:ヤミーゴ
あらすじ:日本に住むごく普通の女子大生 主人公:【森川瑠璃】は大学の知人、幼なじみの【篠宮あさひ】と一緒にいる所に、突如とてつもない光に包まれる。その光により混濁していた意思がハッキリとした時、そこは日本とは別の異世界だった。異世界では国王の命により巫女姫を召喚する為の儀式が行われており、その儀式により瑠璃は巻き込まれるようにして異世界へと転移してしまったのだった。転移した異世界ではあさひが巫女姫として担ぎあげられ、その国の王子ですらあさひの虜になってしまう。渦中の外にいた瑠璃は帰る方法を模索するも、いくら探しても見つからず途方に暮れる。そんな最中、あさひに懐かれていた瑠璃に嫉妬する王子が瑠璃に冤罪の罪をきせ、国外へと追放する。どこぞの森の中へと置き去りにされてしまった瑠璃。これから辿る行く末は……
20年4月29日時点:3巻発売中
電子書籍価格:730円
総合評価:3.5/5
ストーリー評価:復習を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる。タイトル通りの内容で、亜人や魔法が存在するファンタジー設定。話自体はほのぼのしており、ストーリーの進展がなくても読んでいられる作品の印象。なにより、徐々に進展する竜王と瑠璃の関係性に続きが気になってくると淡々と読み進めてしまえる。ストーリーは読むと分かるが、ほぼ無いような物で、あまりストーリー性を重視せず展開で読んで楽しむ漫画だと感じた。ほのぼの系、異世界転移漫画が好きな人にはかなりオススメ。
舞台評価:舞台は中世ヨーロッパに魔法や精霊、亜人などが存在する世界観。その亜人の中に竜族が存在し、ひとつの国の王として竜王が存在する。その国に主人公:瑠璃が滞在することになるというのが話の流れになる。話の中で魔法や精霊、人や竜人の違いについて、わかりやすく話が書かれており、深く考えなくともイメージが湧き、読むだけで理解出来る内容だと感じた。ただ竜族も人と変わらない見た目から、人間社会と変わらない印象をえたが、説明が足りず国や政治の構図はわかりにくい。王はいても、貴族などは登場しないことから、社会観がイメージしずらい点は悪印象だった。街並みや国家間にしても、国境や街並みの説明が無い為、何処にある国なのか、隣国との関係、国としてどう言う立ち位置なのかがわからず。原作からかはわからないが、後付け設定等で逃げ道をつくっているような点は、あまり好感が持てなかった。
ラブコメ評価:ストーリーは何を売りにしたいのかハッキリとわからないので、自分が惹かれたラブコメの要素を上げるが、ヒーローになる竜王がシンプルにカッコ可愛い。無口でクールな性格のはずなのに、小動物が好きなところや、依存してしまうところなど、可愛らしい部分を部下に隠すようなことも無く、飾らない感じがまた素敵で好感を持った。それに対して、竜王の傍に居るだけで、惰眠をむさぼり依存するようになってしまう瑠璃も瑠璃で可愛。恋愛には発展してないが、明らかに惹かれあってる2人の今後の関係性がとても気になる漫画。
主人公評価:主人公:瑠璃は単純な可愛らしいさを感じる。だが、悪い点もかなりあり、名門大学に入学するくらいの頭脳なのに思考はお花畑で、体質により色んなことに恵まれるも、恩恵への有り難みを理解していない感じは否めない。人によっては、トゲのある表現の言葉やキツイ言い方になったり、礼儀に関して欠けてる描写が目立った印象、それなのに意思が弱く、何かをやり遂げる事はほぼない。本人の努力がない癖に相手に対する文句はしっかりと言葉にする。問題に対してもその場で対応するのではなく、流れに任せる節があり、問題が起こってから解決するところが悪印象に感じた。だが、それを上書きするくらいには、好印象が良く、自分の価値基準がしっかりとしてる所と、飾ることなく、サバサバとしている割に、どんな人(竜王や側近)に対しても対等に対応している点はとてもいい印象で、一緒に居たいけど迷惑を掛ける事を気にする場面から、女の子らしい可愛らしさに惹かれていきます。
登場人物評価:キャラクターに関して、女の子キャラクターは主人公:瑠璃か幼なじみ:あさひくらいしか出ないので、印象はどうしても主人公と2分割になる。構成的にはヒロインの印象が分散しないところがいいと感じた。男性キャラクターに関しては、少女漫画タッチの絵柄なのにデザインは割とシンプルでバリバリのイケメンみたいなのが居ないのが、男性目線からでもとても良く違和感なく読めた。ただ、悪役にしか性格が悪いキャラが居ないので、男キャラに関しては印象が分散しすぎて覚えにくい感はある。
漫画評価:キャラの描き分けがシンプルで良い。モブはモブらしく。キャラクターとして確立してる人物はしっかりとデザインされている。キャラクターも日本の女子大生などしっかりと決めた点にそって、髪型だったり服装だったりとしっかりと考えられ、描き込まれている印象。トーン、背景、効果などは必要最低限と言った感じで、ほのぼのとした漫画として、特に背景が必要最低限と言った感じで、ごちゃごちゃとしていないのが良く、とても読みやすい構成になってる印象。全体的に漫画として、しっかりと考えられていてとても好印象ですが、モブなどは手を抜き過ぎな絵が多々あるので、読み手によっては背景なども適当に感じられる可能性はある。
※この作品に関しては販売される期間が長いのがあまり良くない点です。
以上の事から、今回の評価は3.5点。
漫画としての出来もよく、プロット自体は面白いと思うので読んで損は無い作品だと思います。
これはあくまでも私個人のレビューなのをご理解下さい。このレビューが購入する参考になれば幸い。
