前回の続き


幼稚園生活も無事に卒業し、

小学校に入学。


低学年のころは、

幼稚園の延長のような感じで

活発だった長男。


続いて次男も、小学校に入学。


2人とも、友達とよく遊び、

元気な子でした。


長男と次男は、二学年の差で

兄弟の仲もよく

家にいるときも、2人でよく遊んでました。


私は、子供達が幼稚園に入ったころから

パートで働いていました。


なんの問題もない、至って普通の家庭ですね。


しかし、長男が小学5年生くらいになった頃、

微熱が出たり、体調不良で

休む事が、時々ですが、出てきました。


風邪かなー?なんて

病院へ連れて行っても、

どこも悪くないと言われましたが


時々の事だったので

まぁ、微熱や体調不良くらいたまには

あるよねって感じで

気にもしてませんでしたが


徐々に、体調不良で休む頻度が

多くなったので、心配になって来ました。


これが不登校の始まりだったとは、

この頃は、考えてもいませんでした。



続く


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二児の母となった私は、
毎日が忙しくて大変でしたが
子供達が成長して行く姿を見て
幸せを感じていました。

そうこうしてるうちに
上の子が幼稚園に入園。

この頃は、人見知りもなく
活発で、幼稚園のお遊戯会でも
主役をつとめるほどで
堂々とした子でした。

次男も幼稚園に入園しましたが
どちらかと言うと次男の方が
恥ずかしがり屋で
人見知りする子でした。

でも、やっぱり長男の方が神経質な気質
次男の方がおおざっぱ。

兄弟が複数いると、下になるほど
おおざっぱと言うか、適当な感じの 
性格になる事ってないですか?

私自身、長女で弟と妹がいますが
やっぱり末っ子が1番何事も気にしないし
要領が良かったりします。

この兄弟の法則のようなものは
どこの家庭にもあてはまるものなんでしょうかねぇ〜?

続く
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無事なんとか息子が誕生し
初めての育児。

夜泣きは、2時間に一回のペース
そのたんびにミルクを与えてたので
デブな子になってしまいました。

睡眠不足だけど、買い物も家事もある。
その頃、5階建の5階に住んでたので
エレベーターはなく
重くなった子供と買い物袋さげて
5階まで登るの大変でした。

おかげで、私はガリガリに
痩せ細りました。

今考えると、本当によくやったな〜〜って
思います。

育児ノイローゼになる人の気持ちも
よくわかります。

そんな状態の中、次の子妊娠。

長男が産まれてから、
1年10ヶ月後に次男が誕生しました。

お母さんって、本当に大変ですね。
お父さんの影薄いですね。
でも、私は、
お父さんは働いてくれているので
子供の事や家事は自分がやらなければ!
って、思い必死でした。

自分の事なんてかまってる暇なんてなくて。
まだ20代前半ですし
もっと、自分の為に時間を使ってから
結婚すれば良かったなんて
考えたりもしますが

その若さだから出来たのかも知れませんね。

続く
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私は対人恐怖になってしまったまま
産み月が来ました。

陣痛が来てるのに、なかなか産まれない。

子宮口を開く注射もしてもらったけど
陣痛は続いたまま、
1日2日・・・3日・・・
だんだん体力が消耗してきて
寒気や吐き気がする。

4日5日・・・何も食べ物は受け付けない。
寝る事も出来ない。
6日7日さすがに死ぬんじゃないかと思えてきた。

たぶん10日目くらいに、
やっと!やっと産まれてくれた。

しかも、トイレのスッポンってやる道具のような、吸盤のような物を
赤ちゃんの頭につけて
引きずり出したようでした。

あまりにも長い陣痛で
疲れ果てていたので、誕生した事への
感動とか、喜びとかなく
ガタガタと震えが止まらず
吐き気も何日か止まりませんでした。

やっと産まれてくれたー
解放されたー
と、言う気持ちの方が強かったです。

そこまでして、産まれて来るのが
嫌だったの?
この時からすでに、お腹にひきこもってた
我が子でした。

続く
20歳で、結婚し
妊娠をきっかけに、
仕事を辞めたのですが

妊娠3ヶ月~4ヶ月の頃に
辞めた会社の人達に
お腹を見せたくて
と、言っても、
まだそんなに膨らんでませんが・・・キョロキョロ
辞めた会社にお遊びで、
顔を出した事があるのですけど

その時に、不思議な事がありました。

私はあまり人見知りしないタイプなのですが
会社の人と、楽しくお話してる最中に
突然、動悸がして
人が怖くなってしゃべれなくなってしまったのです。あせる

なので、逃げるように帰って来た訳ですが

何が起きたのか、さっぱりわからず

私おかしい、どうかしてる。
病気?なに?ガーン

って、思いましたが、それ以来
対人恐怖になってしまったようで
誰と話すのも、まともに話せなくなりました。

その頃の私は、
全く考えてもいなかった事ですが、
実は、この現象、長男の魂が、
私に宿った瞬間だったと思うのです。

この頃から、
もう未来の不登校、ひきこもり、ニートって、
運命は決まってたのかも知れません。

人は、受精卵の時から、
魂がある訳ではありません。
受精して、何ヶ月か、人によって
いろいろですが、
魂はあとから宿るもののようです。

普通は、魂が宿る瞬間なんて
気がつく人なんていませんね。

私も当時は、訳がわかりませんでしたが
それほどまでに、人を嫌う子だったんだなぁ
と、ずいぶん年を重ねてから思いました。

続く