生徒に合う方法を見つけるのもレッスンの楽しみ

小坂　恵です。

昨日は１週間で１番生徒が多い日でした。

欠席が数人いたけど、１０人はレッスンしたなぁ・・・。

（連日のレッスンで少しのどがヒリヒリする）

その中で小２の男の子のレッスンがあったのですが

「失敗しちゃったらどうしよう」

「あぁ、またミスした！」

とかなり気にするタイプ。

１音間違えても「あぁ！」とリアクションが大きいのです。

まだ習い始めて９ヶ月というのもあるし

簡単めの曲を好むため

自由曲では「チューリップ」を弾いています。

でもどうしても

「どの花見てもきれいだな〜」

の歌詞の部分が両手で弾けません。

約１ヶ月、その部分で手こずっています。

音符に色をぬっても。

間違える音に◯をつけても。

右手が上手くいっても左手が間違え

左手が上手くいっても右手が間違え。

本人もレッスン中にがんばっているから余計に

どうしたらできるようになるのか

私も頭を悩ませました。

そこで間違える直前のところに

「休憩」と楽譜に書き込み

一旦止まって、目で次の音をしっかり確認し

指も確実に用意できたら弾き始めるように言いました。

そしたら弾けたのです。

嬉しかったみたいで

自主的にもう１回練習していました。

あっさりと休憩なしで弾けるように。

もう２人で大笑い！

「休憩って書いたら弾けちゃったね」

なんだか宝箱を見つけた気分でした。

指導法の本はたくさん売ってあるけど

子育てと同じで

やっぱりその生徒、その時にぴったり合うやり方を見つけるのは難しい。

でも生徒と悩んで

見つけられたら、自信がぐいーんと高くなるし

成長できるから

これからも頭を悩ませていかないとと思います。

今日は日曜日だけど

私の教室ではレッスンをしています。

数人ですが「習い事、仕事の関係で通える日が日曜日しかない」

という生徒もいるので。

じゃあ、今日も楽しくレッスンしていこう！

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