今日、支援が必要な子供の親の会「なかよしの会」で
「子供の障害のことをまだ完全に受け入れられていない」
というお母さん(Aさん仮名)に出会いました。
そのお母さんは少し涙目で、声が震えている。
他のお母さんが自分の子供に怒りながら
「もう、そんなに言うことを聞かないなら、支援学級に入れるよ!」
と言うのを聞いたようです。
それがとてもショックなAさん。
涙が止まらなかったと言っていました。
でもAさんは本当はわかっていますよね。
支援学級が「おしおき部屋」ではないことを。
自分の子供にとって支援学級の方が合っていることを。
でも自信がない。
本当は普通学級が良かった。
そういう思いもあるから、余計にさっきの言葉が刺さったんじゃないかな。
私が同じ言葉を聞いても
「わぁ、あのお母さんはそんな風に思っているんだ」で終わると思います。
でもAさんは勇気を出して
今日、親の会に参加してくれた。
それが自分にも子供にも
さらにより良い環境や支援をしていきたいと
思っている証だと思います。
脳は変化を嫌うから
「普通学級のほうが良い」
という力が働くけど
本当の思いを忘れなければ
変化した世界が自分の望んだ世界になっていきます。
時間がかかることかもしれませんが
そんなお母さんを応援しています。