ずっと迷ってて、これでいいのかわからない
突然台風みたいにわーってきて、心乱して
突然いなくなっちゃう
連絡も、一月とか行かないけど、取れなくなって
心配で
でもわたしが心配する権利があるのかとか
思ったら身動きが取れなくて
わたしは所詮人妻で
あの子は大学生で
何にもないけど、世間的に誤解されるのも相手としてもまずいよなとか
やらない理由ばかり探してたけど
やれることをやらなくて後悔したあの夏
もうこれ以上、ひとが死んで欲しくない
わたしに関わったひとが死んで欲しくない
せめて寿命を全うして欲しい
あんな笑顔も、紫に変わってしまったあんな思いはしたくないし、他の人にもして欲しくない
わたしとご飯に行って、紳士的な振る舞いをして
どんどん好きになってよ、っていたずらっぽく笑ったあの顔
わたしの誕生日が近いことを覚えててくれて、くれたゴディバのチョコ
これが、もし、SOSだったとしたら、、、?
助けて欲しい、気持ちだったとしたら、、?
わたしはその気持ちを唯一気づける人だったとしたら、、、?
そう思ったら、やることは一つしかないと思った
元カレが中国に留学していたときに、中国の規制?で連絡が取れなくなったことがあった
毎日連絡してたLINEがつながらなくなって
外国にいるから行くこともできなくて
不安でいっぱいで、死んでしまっていたらどうしよう、何か事件に巻き込まれていたらどうしよう
そう思って、元彼の実家に行った
泣きながら、連絡が取れない、事件に巻き込まれてないか、となくわたしに、この間メールで連絡したよ、と教えてくれた父親
連絡が取れていることにほっとして
死んでいないことに安堵した思い出
わたしは、もう一度
それをしてみようと思う
でも、所詮は塾であった、家も知らない、最寄駅が同じだけの関係で
わたしはやっぱり彼のことは何も知らなくて
何が好きで、どうすれば喜ぶのか、何が嫌いなのか、なにもわからなくて、
ずっとうわべを撫でて知った気になっていただけで
実家もわからない、家に行こうにもその家すら知らないし、下宿してた家も、一回は行ったことあるけど5年前とかで最寄駅すらよく覚えてない
男と女とか、ナイチンゲール症候群とか、青い鳥症候群とか、
そんなこと関係なくて、一知人として
やるべきことだと思った
彼の友人に、6年ぶりに連絡を取った
LINEが変わってないといいなと願いながら
既読がつくまではすごく長く感じて
次の策はどうしたらいい?と逡巡していた
長い沈黙の後、LINEが返ってきた
塾の時は、綺麗な顔が好きで、華奢な綺麗な手が好きで、
彼よりもその友人の方が好きだったけど
それよりも今は彼の方が心配だった
しばらく連絡は取ってなかったけど、連絡してくれることになった
実家はわからなかった
わたしへの返信が億劫になっているだけなら、それでいいと思った
三浦春馬くんや、芦名星さんのように、
自らで死を選択しないでいてくれればいいと思った
11月末の約束があれば選択しないと思っていたけど
三浦春馬くんも、芦名星さんも、仕事が控えていたけど選んでしまった
たかがわたしとした約束に何の力があるというんだろう
好きとか嫌いとか、そういうの関係なく
生きていて欲しい、強く願った
彼の友人から連絡が来て、連絡が取れたよ、と言われた。良かった。友人からの久しぶりの連絡に喜んでいた彼の反応を見て、心からほっとしたらクマバチが2匹わたしの耳元に飛んできて羽音を響かせた
びっくりして起きた、夢だった。
最近は彼から返事が来ることを夢にばかり見るようになった
夫とレスなことを悩んでいたわたしはもういなくて
多分一月くらいレス
したそうな夫を尻目に気乗りがしないわたしはそれを無視する
彼のことが安心できないと、進めなくなったと思う
どんどん好きになったよ
どんどん好きになったから
生きていて欲しい