認知症を発症したばかりの方がいるご家庭で発生しやすい事案として

本人が受け入れるのに葛藤があり介護認定調査を嫌がる

というのがあると思います。

 

私の父も案の定、

自分ができなくなってることが増えていることを受け入れられない

介護認定は年寄りが受けるもの

とのことから介護認定調査を受けることへの拒否感を強く持っています。

 

ただ、できないことが増えていることに伴い

介助をする母の自由時間が少なくなっていることも事実です。

 

現に症状の進行が速まってきているため

母は美容院に行く時間も歯医者に行く時間も取れずにいました。

 

※これに関しては、母が心配しすぎで父を一人で放って置けないという思いが強すぎた面も少なからずあります。

 

介護認定調査を受けないか、と母から打診したこともあったようですが

その度に大げんかをしていた模様。

 

そのため母からは

私が里帰りでいる間にどうにか認定調査まで気持ちを持っていきたい、

との希望がありました。

 

私としてできる手立ては2つ。

①自分の言葉で父を説得させる。

②病院の地域連携室を使う。

 

①に関しては日々の父との会話に

介護保険の仕組みを織り交ぜて話をしました。

 

②については

私が分娩予定の病院と父が通っている病院が同じだったため

妊婦健診の際に医師、看護師、助産師、保健師の皆さんに

分娩退院後の家庭での心配事として父の話を繰り返し行い

地域連携室へと繋いでいただきました。

 

同じ病院内であったためカルテの共有なども素早く対応してくださり

すぐに地域連携室の方とお話しする機会を得ることができました。

 

その際に私と父の受診日を同じ日にしていたことも良かったと思います。

 

 小さな一歩かもしれませんが

前進できて良かった〜!!