高齢の母と実家の建て替えに挑戦してます。


第一期の外構工事が始まりました。


駐車場や玄関の位置が変わるので、

ブロック塀やフェンスを壊し、

さらに庭木を伐採します。


重機が入っての作業です。

あっという間に更地になっていきます。


長年見慣れた景色が変わるので、

少し寂しい感じがします。


我が家の庭木は、

目で楽しむよりも、

食べることが先っていうか。


花が終わったら、

実のつく木ばかりが植えてありました。


夏みかんに八朔、ポンカンに柿と、

秋から冬にかけて、

収穫するのが楽しみでした。

少し前までは、キウイや桃の木もありました。

あ、オレンジとレモンもあったなぁ。笑。


ちなみに、

桃の木は私が食べた桃の種を土に蒔いたら、

忘れた頃に芽がでてきて、驚いたことが。

よい思い出です。笑。


今年もたくさんの花が咲いたので、

いつもなら実が大きくなり始める時期でしたが、

無くなってしまった。


あ〜残念、もったいなかったなぁ。


というか、

ホントに実のつく木ばかりだったんだなと、

欲の深い庭、でした。苦笑。


新しい家になったら、

空き地がいまより広くなりますが、


さすがにまた実のなる木を植えて

楽しむのはしないと思います。


なぜなら、たくさん収穫できた年は、

その収穫する作業が大変。


農家さんだったら、

収穫しやすく木を剪定するのでしょうが、

素人だからそこまで手入れができません。


年老いてからの収穫作業は、

ただ、ただ危険。


やめておいた方が良いでしょう。


ま、しかたないですね。(寂しいかぎり)


って、思っていましたが、


更地になって1週間しないうちに、

昔の庭木があった風景が思い出せない、

忘れていることに気がついた。


人間の記憶って、そんなものなんだなぁ。


更地になり、

ここに新しい家が建つんだなぁ、、、。


薄らいでいく喪失感と、

まだ家が建つという実感がまだ湧かないまま、

なんともふわふわした気分です。