ようやく読み終わった、1Q84
とりあえず1回
だいぶ時代おくれだ　笑

村上春樹の小説は翻訳意外、多分すべて読んでる気がする
読んでも読んでも、さらには「解説」を読んでても私の無知すぎる頭では
読み砕けない、溶けない問題が多々あって
それがそのまま残ってしまったままなのだけれど
つい読んでしまう、しかも夢中で。
あと2回くらい読むと思うけど

個人的に村上春樹の小説に出てくる人物のキャラクターはいつも好き。
一見どこにでもいそうな人物（に外見上見える）、
だけど内側は徹底的にストイックだったりなキャラ
ちょっと現実離れ？（少なくとも私にとっては）
考え方も、聴く音楽も、食べる物も、好むものもまるで違くて
発する言葉がまるでリアルな会話じゃない会話をして進んでいくんだよね。
だけどその言葉選びが丁寧で、クールで、ユーモアがあって、ちょっと人間ぽくないというか
心が無いわけじゃなくて核心をまるで隠した話し方
その彼らと私は同じ世界を見ているはずなのに全く別の言葉で表現するんだよね。

やっぱりすごいわぁ、小説の内容はイマイチ理解できないままだけど
その言葉の聡明さは、私の現実とかけ離れているのに、妙にリアルにきちゃうんだよなぁ。