メグミ旬報 -12ページ目
マットデイモンは、
きっと脚本をご自身で選んでいると思うので、
この映画のメッセージは、
そのまま彼の意見と同じなのかな?
と思いながら見ていました

人生の悲喜こもごも、
夫婦問題、人種、
収入格差、人口、
地球の環境のことまで




色々な問題が絡み合っているお話なので
私も深く考えながら観ていました。
もしかしたらこの映画のように、
ポジティブに考えて、
体を小さくして生きていく人生も
この先あるかもしれない
そんな選択ができる時が来たら、
私はどうするだろう……
あなたはどうしますか

ラストが‥
なんてかわいい話のでしょう


とにかくハッピーエンドでよかった
いえ、ハッピーエンド‥と言って良いのか?
100%ではないかも知れないけど‥
ラストまでのハラハラドキドキは、
「美女と野獣」のような‥
「フリークス」のような‥
そんな映画を思い起こしました

この二人は手話で意思疎通が
出来るようになりますが、
(二人と言っても半魚人と人間‥)
第一言語が何か?は人それぞれ、
育ちや国や身体状況よりますネ
そしてそれは自分で選べないことが多いかも‥
私はいま手話が第一言語の方が、
実際に周りにいらっしゃるので

この二人が近づき、
解り合えたことは、
とても自然なことに思えました

大切なことだけど、
気持ちがあれば、
言語はなんでもいい
やっぱり心は通じるもの、と思いました
辛い思いをして生きて来たなら、
幸せになってほしい‥
だから本当に、
最後に二人が一緒になれたことが、
嬉しかったです

多かれ少なかれ
本当にこういうことは、
あったのではないでしょうか
戦争の音を聞きながら生活する
という事は、どんな思いなのか‥

私事ですが自分は幼稚園から高校まで
ずっと女子校で育ち、
兄弟もいないので、
幼い頃から成長期までに
同じ年頃の男の子と
女子だけの悲喜こもごもを、
長いあいだ経験したので、
この映画の女子達と同様に、
どんな男の方でも一人いるだけで、
なんとなく場の雰囲気が明るくなったり、
みんながワクワクそわそわする空気が、
よくわかります。笑

そしてそれが過剰なために
おかしくなる人間関係も、
でもそれが戦争中では、
きっと洒落にならないでしょう‥
やっぱり平和で普通が一番

と思いました。。。
それにしても皆さん美しかった

しかも鬱々とした負の感情の有り様も見事で
映画の中の映画だな、

