癌になる迄気付かなかったこと
それは「平凡の良さ」
お掃除して綺麗になる清々しさ
木々を見て長い時間、そこに居続けてくれたありがたさ
旬の葡萄を頬張り、身体が喜んでいると分かる嬉しさ
田んぼのヒエを見て、昔の農民はこんな物を食べながら私達に未来を手渡した尊さ

何もかもずっとあったことなのに
私は忘れてた気がする
時を止めていたような気さえする


蚊の鳴き声に立ち上がっては
殺虫剤をまく自分
そんな慌ただしい生き方は
もうやめよう